2009-01-01から1年間の記事一覧

ねたあとに

金曜日の会社はものすごく寒かった。クールビズが始まるのは6月だからって、5月なら冷房を効かせていいってわけじゃないのに、設定温度下げすぎ。すっかり下半身を冷やされてしまう。そのせいで、今日は朝から不調。脚のむくみにのどの痛みと頭痛を抱え、午…

悲しくてやりきれない

川村記念美術館にマーク・ロスコを観にいこうと、休日だけれど会社に行くのと変わらない時間に起きて家を出る。遠出に備えてカバンにはクッキーとチョコレート、電車本はなんとなく現代美術と似合うかなあ、と思って、カポーティ『カメレオンのための音楽』…

わたしのバラ色の人生

人より1日よぶんに休暇をもらっていたので、今日が私のGW明け。玄関ドアを開けたら雨が激しく降ってきて出社にくじけそうな気持ちになるが、玄関先で、ここのところ次々と開花してくれたバラの香りで少し気分が上向きに。丹精込めて世話しているわけではない…

温泉旅行記

5日の朝、会社に行くのと同じぐらいに起きて蒸しパンを食べ、だんなさんと那須の温泉へ。ニュースで連日のように大渋滞、大渋滞と聞き飽きるぐらい連呼してるので、いつもより多めにCDを積み、渋滞にはまったときのおやつ(どら焼き、バウムクウヘン)を用意…

へび道でまってたら

私のGWが始まった。昨日は弟夫婦のところにいって1歳になる甥っ子の顔を見てくる。弟の奥さんと母が口をそろえて、甥っ子と私(1歳ごろの私)がそっくりだと言う。まあねえ、伯母とか伯父とかに似るってことは良くあることだからねえ、と思うけど、似てるっ…

2009年4月

「音楽は自由にする」坂本龍一 新潮社 「柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方」柴田元幸・高橋源一郎 河出書房新社 「六本指のゴルトベルク」青柳いづみこ 岩波書店 「ナラ・レポート」津島佑子 文春文庫

マスク

すでに先週の土曜日からGWが始まっているらしいが、今年の休暇はほぼカレンダーどおり。でも、なんとなく電車が空いているような気がする。豚インフルエンザ騒ぎで職場では消毒液が置かれ、各自にマスクが配られたのに、行き過ぎのようなものを感じてしまう…

めまい

きのうの雨が嘘のような良い天気。ふつうなら、こんな日には出かけるものだろうが、出不精&引きこもりの私としては断然、家にいようと思ってしまう。とりあえず窓を開け放して掃除。今月からCATVの「シネフィルイマジカ」で始まったヒチコック特集。録画し…

真夜中のパーティ

小学校から中学校にかけてかぶりつくように観て、大学生のときは(就職活動中だった)再放送を欠かさず観て、社会人になってもまた再々放送をみたというぐらいNHKの『人形劇 三国志』には夢中だったので、当然、諸葛孔明はわたしのなかでは「孔明サマ」なの…

苺苺苺苺バイバイマイマイ

明日は甥っ子の誕生なので、本屋さんの児童書コーナーへ。「いちねんせい」になったので絵本じゃなくってもう少し長い物語の本をあげたいと思う。甥っ子はポケモンに夢中だが、自分の好みとしては派手なキャラクター系の本はイヤだ。そんなに広くないコーナ…

てはつたえる→てつだえる

天気予報では雨だといっていたのに、夜間の雨はなかったみたい。桜が散らなくて良かったなあ。朝ごはんを食べたあとあちこち芽吹いてきた庭を見てたら、なんだか急に外出したくなり、ぶらぶらしながら本屋さん。『考える人』のピアノ特集が良かったので、青…

The melody at Night, with piano

開花してから寒くなったのが良くなかったのか、今年の桜は、いつ咲いていいのか迷っているような桜だなあ。下のほうの枝は満開でところどころ黄緑色の葉っぱもでているのに、上の枝はまだつぼみ。それでも、暖かくなって春風がそよそよと吹き、空気に湿気が…

2009年3月

「おぱらばん」堀江敏幸 新潮文庫 (再読) 「坊やはこうして作家になる」片岡義男 水魚書房 「ダブリナーズ」ジェイムズ・ジョイス 新潮文庫 「偏食的生き方のすすめ」中島義道 新潮文庫 今月はそんなに忙しかったわけでもないのにあまり本が読めなかった。…

挑戦

どうしようかな、と迷っていたけどついに買っちゃった『ビクトル・エリセDVD-BOX』。特典ブックレットのなかで「『オリーブ』ではアナたちの着たステンカラーのコートが紹介されたりしていました」と映画監督の井口奈己が言っているけど、その『オリーブ』で…

エスカレーターに乗って国境を越える

三連休の二日目、例によってだんなさんはクルマで仕事に出かける。いい天気だし、春だし、そうだ!ショッピングだ!と思い立ち、新宿の伊勢丹に。当然テーマソングは『ISETAN-TAN』(by矢野顕子)。ここのところ足が遠のいていた新宿だけど、伊勢丹はやっぱ…

家族生活

三連休の初日。ケーブルチャンネル「シネフィル・イマジカ」の今月の特集のひとつがレオス・カラックスなので『汚れた血』『ボーイ・ミーツ・ガール』を録画で観る。昔の日記によれば1889年2月5日(日)に今は亡き「中野武蔵野ホール」でこのふたつを2本立て…

暗い春

暖かな日差しのなかに少しだけひんやりした春風が吹く心地よい一日。高校生までを過ごした名古屋は、ここよりも春が来るのが早かった。3月に入ったらコートは脱いで、制服(セーラー服だった)には軽くカーディガンをはおればそれで十分だったので、都内の大…

雨上がり

ここのところ会社の行き帰りには『おぱらばん』を少しずつ、家に帰ってからは片岡義男『坊やはこうして作家になる』を読んでいたのだが、どうも後者の本は夜、眠る前に読む本としては安らかな気持ちになれないことから適当じゃない気がして、雨降りの今日、…

優雅な生活が最高の復讐である

個人で利用できる会社の福利厚生費を使って、全額自腹だとちょっと遠慮したくなるようなゴージャスな都内のホテルに泊まる。会社は午後から休みを取って、お昼ご飯のあと、ホテルに直行。午後を休んでのんびりする、というのだけでも優雅な気分に浸れるのに…

2009年2月

「移動祝祭日」ヘミングウェイ 新潮文庫 「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」村上春樹 新潮文庫 「猫を抱いて象と泳ぐ」小川洋子 文藝春秋 「本のお口よごしですが」出久根達郎 講談社文庫 「最後の瞬間のすごく大きな変化」グレイス・ペイリー 文…

long-horned beetles

今週はずっと寒かった。でも今日は髪を切りにいく。久しぶりにショートにしようかとも思ったんだけど、やっぱり寒いので決心がにぶり「3センチぐらい切って整えてください」というのにとどまる。優柔不断。そして次に行くときにもやっぱり決心が鈍りそうな気…

空想の旅

体調不良で会社を休み、朝からずっとベッドのなか。おなかが空いてようやく昼に起きだし、ホットケーキを作って食べる。ホットケーキミックスを使って焼くホットケーキ。それに紅茶を淹れる。だんだん落ち着いてきた。食べながら、昨日の会社帰りに買った『…

我が隣人の愛

やっぱりロメールが好きなので、京橋に『我が至上の愛〜アストレとセラドン』を観にいく。評判どおりギリシャ神話のような映像にうっとり。『緑の光線』や『クレールの膝』路線を期待するとちょっとはずされるけど、美しすぎる映像とは逆を行くような軽い馬…

酒を呑むのは時間の無駄、呑まないのは人生の無駄?

いかにも飲兵衛、な話し方と顔が大好きなのに中川さん。辞めてしまうのか。福田さんも「うふふ」と笑うところが大好きだったのに、やっぱりお辞めになってしまった。どうも政治家で好感を抱く人はやめてしまう傾向にあり。唯一の例外は石破さん・・・。今日…

Spring breaks and back to Winter

2年ぐらい前から兆候が現れていたんだけど、それを認めるのはイヤなのでずっと目をつぶってきた。でも、やっぱり認めざるを得ないところまできてしまったようです、花粉症を発症してしまったということを。今日も朝から鼻がぐずぐず、くしゃみ全開。先日の『…

morinoriの受難録

メールの口ぶりから急ぎの仕事と思われたので、なにはともあれ最優先でこなした仕事の成果を添付ファイルにして簡単に解説し、「不明な点などありましたらご連絡ください」と返信したのに何の返事もないので、それから一日経った今日、ころあいを見計らって…

ウィスキーを抱いて本と泳ぐ

昨日の夜、本を読んでいて寝違える。床にクッションを広げてごろんと横になり、ときどき右に左にと姿勢を変えながら読んでいただけなのに、なにをどう間違えてしまったのか、とにかく首筋を痛めてしまった。1日経ってもまだ治らない、痛い。しかし、この週末…

Jan.2009

「一九三四年冬−乱歩」久世光彦 新潮文庫 「ハドリアヌス帝の回想」マグリット・ユルスナール 白水社 「シチリアを征服したクマ王国の物語」ディーノ・ブッツァーティ 福音館文庫 「これからは歩くのだ」角田光代 文春文庫 「晩菊/水仙/白鷺」林芙美子 講…

それから、天気がよくなった

顎の痛みが引いたと思ったら、今度は右耳の調子が悪くなり、ときどき軽い痛みを伴う張ったような感覚に襲われるので、雨があがるころを見計らって、いやいやながら耳鼻科へ。人生ではじめての耳鼻科とあってものすごく緊張するが、J.J.植草甚一似のおじいさ…

マト

朝から寒いと思ったら雪が舞っている。こういう日は昼間からお風呂に入るかお布団に入ってぬくぬくごろごろするに限るよ、と思っていたら、だんなさんにお使いを頼まれしぶしぶ外出。ついでに本屋さんによって、P.G.ウッドハウス選集の最新刊『ユークリッジ…