夏の終わり

今回の台風はやばい、って誰もが言うもんだから、土曜日は早起きしてご近所のパン屋さんでパンを仕入れ、スーパーで二日分の食料を買い込む。金曜日にちょっと会社で落ち込むことがあり、もう、飲むしかないじゃないか、と思って金曜の夜も土曜の夜もほぼワ…

雷が鳴る前に

8月27日は矢野顕子 & Will Lee & Chris Parkerのトリオを聴きにBlue Note東京へ。今年のオリジナルカクテルは『今日ね、うれしいことがあったの。』というなんともキュートな名前。白桃をベースにラズベリーが添えてあって、さわやかな夏の味。さらにオリジ…

毎日が夏休み、まだまだ

暑い。仕事のメールを見てちょっぴりウツになる。お盆休み中はほとんど家にこもりっきりで、読書したり映画見たり。ようやく金井美恵子の『『スタア誕生』』を読むことができたのでその間は幸福な読書時間でした。NHKBSで3日連続でやっていた市川崑の横溝シ…

暑くて何もできないから本と映画と

猛暑に突入するころになってようやく4月からの環境の変化にも慣れてペースがつかめてきた。環境の変化、といっても、職場が変わったわけではなく職場に数人新しい人が入ってきてその人たちとチームを組むことになり、それと同時に少し慣れない仕事が加わった…

桜をたのしむ

3月の最終日に休暇を取って地元の桜並木を堪能した。田んぼと畑が広がる地帯に延々と続く桜並木で、駅から遠いのはもちろんバス停からも少し歩くため、観光地化されておらず静かでよいのだ。朝起きて、おむすびとお茶とおやつのチョコレートをバッグに詰めて…

蜜柑

映画『アバウト・レイ 16歳の決断』を観る。原題は3 Generations。エル・ファニングが女として生まれたけど男になりたいというトランスジェンダーの役を演じていたのはすごくよかったのだが、ナオミ・ワッツ演じる母親の悩みなど、全体的に悩みがとっ散らか…

庭にくる鳥 2018

1月22日の月曜に大雪が降って以来、雪に覆われていた庭も、昨日の暖かさのおかげでだいぶ地面が見えてきた。ここのところ、朝、庭に来る鳥のために縁側にアーモンドとカシューナッツを砕いておいておく。以前、旦那さんが知り合いのイラン人から大量のアーモ…

今更ながらの目標

新しい年になって早くも半月が過ぎた。昨年は後半が忙しくなって余裕もなく体調も不調のまま過ぎてしまったような気がする。年が明けても仕事は変わらないが精神的に少し余裕が出てきた。そうはいっても上司とはそりが合わないし(目を見つめないで話す)、今…

お久しぶりです

お久しぶりです。ブログもかなり久しぶりなのだが、最近高校、大学時代のクラスメイトとの交流が復活することが頻繁で、「お久しぶりです」で始まるメールやSNSメッセージを何回送ったことか。いろいろあって大学時代の学科の同窓会幹事を引き受けることにな…

台湾のからすみ

春が来た〜と喜んでいると、今日のように寒い日もある。しかし早起きして映画。有楽町まで『クーリンチェ少年殺人事件』を観に行く。1992年の公開時には見ていないので、これが初見。主人公の少年がかわいいというか、青いというか、ああ、14歳ってそういう…

結末はビター

珍しく2週続けて映画館。先週はスコセッシの『沈黙 サイレンス』を観て、今週は『LA LA LAND』を観る。ライアン・ゴズリング、私は『スーパーチューズデー』でしか観てないような気がするが、この映画の彼はチャーミングでとてもいい。楽しめるいい映画だ!…

ビールと映画

先輩から「迎賓館赤坂離宮なんだけど、予約制の和風別館に行くはずだった人が急遽来られなくなったので行かない?」とお誘いをいただき、願ってもないことなのでありがたく話をお受けし、行ってきました。お天気はいいし、庭は広くて気持ちいいし、洋館はゴ…

how to catch cold

年末からの風邪が一時よくなったかと思ったのもつかの間、先週出社したら悪化してしまい、いまだに治らず。いい加減しつこい風邪である。矢野顕子の名盤『SUPER FOLK SONG』の収録の様子をドキュメンタリー映画にした『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。…

2017年

何とか新しい年を迎えることができました。年末は最終営業日である29日夜に風邪をひき、大みそかにちょっと復活したものの、元旦からまた調子が悪くなり、今朝は旦那さんを初詣に送り出し、私は箱根駅伝をひとりテレビ鑑賞中。昨年は矢野顕子デビュー40周年…

読書の愉しみ

講談社文芸文庫『個人全集月報集 武田百合子全作品 森茉莉全集』を読んだ。うーん、これを企画した人は誰ですか?素晴らしいじゃないですか。二人とも好きなのに全集を持っていない読者としては、待ってました、という一冊。寄せられたどの文章も興味深いけ…

家の都合で急遽会社を休むことになったが、まあ家にいればいいようなものなので気が楽です。ここのところ仕事も忙しくないし。先月に実家に帰り、吉野朔実の初期作品『グルービィナイト』『王様のDINNER』『HAPPY AGE』をぶ〜けコミックスで読み返す。この家…

世界はまだ死なないかも

引きこもりの三連休。背中を痛めて調子悪いし・・・と自分に言い訳し、初日はだらだら。二日目も、雨が降っているし・・・と引きこもってCATVで録画したヴェルナー・ヘルツォーク&クラウス・キンスキー祭り。『アギーレ/神の怒り』『ノスフェラトゥ』『フィ…

グッドモーニング

大事に使っていたiPod classicがどうやらお亡くなりになってしまったようで、ショックを受けている。いろいろ試してみたんだけどうまく復旧せず、新しいのに買い替えるしかないのかも、と思って電気屋に向かったら、いまはホイール仕様のiPodはないし、携帯…

夏の終わり

前回の日記の日付から2か月を過ぎた。この間なにをしていたかというと、前半は、間欠泉のように負のマグマを吹き出す同僚のターゲットになってしまい、毎日その対応に必死。深谷かほるの『夜廻り猫』(KADOKAWA/エンターブレイン)を読んでは泣き、私も負けな…

愉しみはスクリーンの外にも

先週まで有楽町でやっていたエリック・ロメール特集「ロメールと女たち」は、結局3本(「喜劇と格言劇シリーズ」から『海辺のポーリーヌ』『緑の光線』『友だちの恋人』)を観て、山崎まどかさんと金井美恵子さんのトークショーを聴いた。どれも久しぶりに観た…

バカンスおしゃれ計画

5/21から有楽町で始まったエリック・ロメール監督特集上映。まずは『海辺のポーリーヌ』から観てくる。最初に見たのは多分大学生の時に、ビデオか深夜テレビで。そのあとも2回ぐらい見ていると思うけど、ポーリーヌを演じたアマンダ・ラングレの少年のような…

GW10

連休も今日が最後だが、昨日の山登りですっかり筋肉痛。そして、朝起きて掃除をしてお昼ごはんを食べたら疲れが出てきたのか、眠くなりお昼寝。熟睡。気が付いたら夕方になっていたので、旦那さんの帰宅を待って、焼き鳥屋さんへ。他愛のないことをしゃべっ…

GW9

会社の同期に誘われて奥多摩登山。目指すは大岳山。雨もすっかりあがり天気予報では夏日となっていた。登山にふさわしい一日になりそうな予感。朝5時に起き7時半立川集合。ふたを開けたら女子2名がキャンセルとなり、総勢7名で女子は私だけ。立川から武蔵五…

GW8

朝、繋温泉の御所湖を散策し、盛岡市内へ戻る。またもや光原社でコーヒー。今回はアイスクリームも一緒に。ここのアイスクリームは、ボリュームがあり二人で食べるのにちょうどいい感じ。コーヒーリキュールをかけると途端に大人な味になる。歩いて気持ちの…

GW7

大宮から新幹線に乗って盛岡まで行く。はやぶさなので、盛岡まで1時間50分しかかからない。早い。名古屋に帰るのと変わらない感覚。仙台を過ぎたあたりから、雲が低く垂れこめてきて雨模様となってきた。到着後、だんなさんのリクエストにより駅ビルに入って…

GW6

吉野朔実の訃報に接し友人とひとしきりメールで話す。高校の時に『少年は荒野をめざす』を読んでハマり、その後過去の作品を読み、以来ずっと読んできた。最近は以前ほどのめりこんではいないけど、それでも『月下の一群』は間違いなく私のオールタイムベス…

GW5

昨晩までどうしようかな、と悩んでいたけどやっぱり行こうと思い立ち谷根千の「一箱古本市」へ。JR上野駅で降りて公園をつっきり、池之端から根津に出て、根津からスタートするコース。家から根津までの道中は大貫妙子のアンソロジー盤『Library』。このベス…

GW4

連休中に行くんだったら今日だ、と決めていた。出社するのと同じように起きて同じように家を出て上野に向かう。チケットをJR駅構内のチケットセンターで買って美術館前に並んだのは9時15分ごろかな。9時半オープンですが、かれこれ入場できたのは10時をまわ…

GW3

今日は外出せず、一日家にこもる。日中、録画しておいた『秋日和』を観る。小津安二郎監督の「娘を嫁に出すまで」シリーズのうちの一つ。似たようなパターンの『彼岸花』『秋日和』『秋刀魚の味』あたりがいつもゴッチャになってしまう。だいたいどれにも料…

GW2

連休中に必ずやらなくてはならないことがあり、それは庭の雑草取りである。GW中の手入れを怠ると、そのほかの週末でやる気が起こらなくなり、夏を迎える頃にはひどく荒れ果てるというのが何年来のパターンでわかっているので、決心したらさっさと取り掛かる…