2014-01-01から1年間の記事一覧
10月に上司が交代してからすっかり気分が落ち込み、なかなか不調から抜け出せないでいた2か月だったけど、12月入って矢野顕子の歌を聴く機会に3度恵まれ、素晴らしいライブに触れたら、少しはいいこともあるのかもしれない、とようやく前向きな気分になって…
昨日のニュースで「台風の備えは土曜のうちに」というので、素直に昨日のうちに日曜日と月曜日の分までの買い物をすませ、掃除もすませ、図書館に本を返却したところで、本屋に行く。金井美恵子の新刊『お勝手太平記』に加えて、高野文子の12年ぶりの新作『…
先日の三連休は里帰りし、父の法事を済ませ、小学一年になる甥っ子の遊び相手をしたら、それだけでもうぐったり。しかし甥っ子が寝たあとは静かな時間。古井由吉の『辻』を文庫で読む。いいねえ。熱心なファンではないですが、それでも『杳子・妻隠』『槿』…
朝起きて会社に行くつもりだったが、おなかが痛くなり休むことにする。一応会社のメールをチェックしたら、この1年ずっとかかずらわっているプロジェクトの最終進捗報告が入っていて、特に問題なく終了したのは良かったんだけれど、私よりも全然かかわってい…
夏休みを取得し終えてから、すでに1週間以上が過ぎてしまった。夏休みの後半は例によって那須に行き、いつもの宿に泊まりいつもの湯につかって、いつものようなご飯を食べる。那須滞在中に本当は登山をするはずだったけど、天候が不安定なのと風邪をひいたの…
夏休3日目。初日の土曜日の朝は久しぶりにご近所の天然酵母パン屋さんに行き、フォカッチャだの、コーン入りパン(夏らしくって美味しい)を買い込み、掃除をしてケーブルで『アナザー・カントリー』を観ていたら、雨が降り出した。『アナザー・カントリー』公…
恒例の夏のブルーノート『矢野顕子トリオ featuring Will Lee & Chris Parker』に行く。ブルーノートはチケットがお高いし、行けばどうしたって飲んだり食べたり飲んだりしてしまうことがわかっているうえ、大人な場所にひとりで行くのが気後れして、ずっと…
5月、6月は忙しく、毎晩残業していたら体調不良となり、突発性胃腸炎になったり歯茎が腫れたりしてさえない日々を送った。体力的にもきつかったが精神的にきつくて、うつ病セルフチェックをしたら、「軽度のうつの疑い」と出た。嫌な予感がする。読みたい本…
良い天気なのでシーツを洗濯し、布団を干す。干している間に、昨日外出のため観られなかった『ロング・グッドバイ』の最終回を録画で。冨永愛と小雪のドレスがいつも素敵でうっとりしていたが、最終回も良かったなあ。ドラマと並行して読み直した『長いお別…
ガルシア=マルケスが死んだ。彼の書いたものを読んでいると、いったいどこからどこまでが本当でどこからどこまでが夢語りで、そして時代はいつなのかとか、場所はどこなのかとか、そういう背景といったものがまったく分からなくていつも異世界に放り込まれて…
先週あたりから春めいてきた。遅咲きの我が家の庭の梅もさすがに満開になった。沈丁花も良い香りを漂わせている。陽も長くなったなあ。午後、陽だまりに座り込んで本を読んでいてもなかなか暗くならず、気が付いたら、あれ、もう、こんな時間になった、とい…
ケーブルテレビの録画で、川本三郎原作の映画『マイ・バック・ページ』を見る。松ケン、いいねえ。情熱があるんだかないんだか、頭がいいんだか悪いんだか、とらえどころのない気持ちの悪い人物の雰囲気が素晴らしい。劇中映画「須崎パラダイス赤信号」が好…
金曜日は半休をとって用事を済ますついでに映画を見ようと予定していた。またもや雪の日。テオ・アンゲロプロスの遺作となった『エレニの帰郷』でもほぼ全編が雪景色。時空を超える内容に、現実の雪景色と映画の雪景色が重なってしまい、少しぼーっとなる。…
昨日の夜までにあれだけ降った雪も、きょう一日でかなり溶けた。朝はご近所総出で雪かきしたら、疲れてしまったので、二度寝。あれだけの雪だから空いているだろうと思って土曜日は隣駅のシネコンに『アメリカン・ハッスル』を観に行く。意外と混んでいて驚…
朝の通勤途中で、大好きな俳優の一人、フィリップ・シーモア・ホフマンが死んじゃった。すごく悲しい。残念すぎる。色白でぽっちゃりした体型も好みだったし、演技もよかったし、特に後姿がすごく好きだった。目が離せない俳優の一人で、ちょっとでも出てく…
パソコンを新しくしたWindows 8.1。まだ慣れない。昔のデスクトップを再現できるアプリをインストールして、時々そっちで作業したり。難しいなあ。お昼頃は暖かくなったので、つい、いい気になって新しいスニーカーを履いて、ちょっと薄着で出かけたら、夕方…
アリス・マンローの『イラクサ』を読んでいる。マンローは『林檎の木の下で』を最初に読んでしみじみとしたものを感じていたけど、改めて読んでみると、意外と人生のドラマティックな場面を描いているんだなあと思う。静かなだけじゃない。人から見て、とい…