2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

11月

「ハマースミスのうじ虫」ウイリアム・モール 創元推理文庫 「マリアの空想旅行」森茉莉 ちくま文庫 「優雅な生活が最高の復習である」カルヴィン・トムキンズ 新潮文庫 「古本的」坪内祐三 毎日新聞社 「コミック文体練習」マット・マドン 国書刊行会 「詩神…

終わりの始まり

ああ、もう11月が終ってしまった。大島弓子さんのいくつかある日常エッセイマンガのどれかで「12月はいろいろと忙しいから11月中に掃除をすませることにしている」みたいなことを読んでから、私も見習ってキッチンの換気扇や網戸の掃除、それに窓磨きぐらい…

チョコレート戦争

年齢のせいか、ここのところ夜、紅茶や緑茶を飲むと眠れないようになってきた。コーヒーは少し薄めに淹れればかろうじて大丈夫だけど、毎日は飲まないようにしている。というわけで、食後はほとんどほうじ茶、ハーブティー、ジャスミン茶などを日替わりで。…

愛をつれて会いに行きたい

昨日の夕方に成田着。帰りの便がとれず仕方なく(だけどちょっぴり優越感)ビジネスにしたにもかかわらず、疲れてぐったり。今回はだんなさんを置いていったので「遊びすぎだ!」と小言をもらう。お土産がネクタイだけでは甘かったか。ちぇ。香港でカメラを…

雑誌の値段

朝、駅のキオスクで『週刊文春』を買う。週刊文春はいつもコンビニか図書館で立ち読みするだけなので買うことはほとんどないんだけど、今日は会社の資料用に。朝のキオスクは、常連さんが決まった新聞を抜き取ると同時に小銭をちゃらりと置いていく、という…

飛行機と愉快に過ごす

朝から小雨が降り、寒い一日。年賀状の手配をするために出かける。ついでに無印へ。久しぶりに寄ったら、クリスマスっぽくなっていてなんだかかわいい。思わず発砲スチロール製の組み立て飛行機を買っちゃった。以前、片岡義男の『彼らと愉快に過ごす』を読…

イタリア 雨の風景

先日録画しておいたBS朝日の番組「イタリアへ・・・須賀敦子 静かなる魂の旅」を観る。3部作らしく、今回は「トリエステの坂道」が中心。須賀さんの本では、『ヴェネツィアの宿』『トリエステの坂道』『地図のない道』あたりが好き。『トリエステの坂道』を読む…

self and others

会社帰り、銀座に寄ったらミキモトの前に人だかりが。まだ11月なのにもうクリスマスツリーか。まったく早すぎるよ。せめてボジョレーヌーボーの後にしたらどうなのよ。人ごみを避けてプランタン方面へ。古本市が開催中。 「ダイアン アーバス作品集」西武百…

ソ連の味

土曜日の夕方からの風邪でまだ体調が戻らない。午前半休をもらう。うとうとしながらカポーティ『詩神の声聞こゆ 〜犬は吠えるⅡ』を読む。ソ連ではキャビア、シャシュリック(串刺しの焼肉)、ウォッカがふんだんにあるものと期待してレニングラードへ向かう…

かぜのひきかた

雨なので部屋の掃除を明日にまわし、録画しておいた映画を見る。トリュフォーのドワネルもの『アントワーヌとコレット』。続けてケーブルTVでパラジャーノフの『ざくろの色』。パラジャーノフは暗い雨の日に独り静かに観たい映画のひとつ。夕方、買い物に出…

プラダを着ないで『プラダを着た悪魔』を観る

会社帰りに『プラダを着た悪魔』の試写会に行く。試写会に招待されなくても身銭を切って観にいく予定をたてていたぐらい楽しみにしていた映画。プラダの洋服を持っていないので、お気に入りのJOSEPHのパンツスーツでおしゃれしてみる。メリル・ストリープが”…

我家のワーキングカップル事情

10年近く一緒に暮らしていると、だんだん喧嘩もしなくなる。ヤマバは1年目から3年目ぐらい。この間に大きな事から些細なことまで日常生活におけるお互いの差異を「こぜりあって」解決してきたからだろうか、なんて、安井かずみ&加藤和彦の『ワーキングカッ…

ススキ原とブドウ畑の間で

夜中に激しく降った雨は起きたらあがっていた。金色の草原に朝もやがたちこめてまるで『ノスタルジア』といったら、センチメンタルすぎかな。あるいはJoel Meyerowitzのトスカーナの写真のよう。朝食後、自然散策路を散歩。近くに完成したばかりという日本一…

山辺のワインディングロード

世間は連休最終日だが、私はまだまだ中日。ちょっぴり優越感に浸りながら、だんなさんと九州旅行へ。ところが朝早く駅に行くといきなり電車が止まっていて焦る。慣れないユウエツカンで浮かれているのが仇になったのだろうか。なんとかタクシーを見つけて飛…

鏡の国のアリス

連休初日。しばらく髪を切っていなかったので美容院に行く。ここは、オニーサンが独りでやっているので、洗髪もカットもドライヤーもみんな同じオニーサンがする。長年の付き合いもあって、会話も途切れないし楽しい。今日の話題は亀田三兄弟と、吉川ひなの…

lucky or unlucky

帰り道、電車が止まってしまったので再開するまで古本屋さんで暇をつぶすことに。見つけたのはこれ。 「可否道」獅子文六 新潮社(初版・帯つき) 「空にいちばん近い悲しみ」安井かずみ 新書館 forLadies・35 いずれも800円。どちらもネットでしか見たこと…