真夜中のパーティ

小学校から中学校にかけてかぶりつくように観て、大学生のときは(就職活動中だった)再放送を欠かさず観て、社会人になってもまた再々放送をみたというぐらいNHKの『人形劇 三国志』には夢中だったので、当然、諸葛孔明はわたしのなかでは「孔明サマ」なのだ。トニー・レオン周瑜はともかく、金城武孔明ってどうなのよ、と冷ややかな視線を『レッドクリフ』に投げかけていたのだが、テレビでpartIをつい観てしまい、partIIは映画館に行こうというだんなさんの誘いに乗り、昨日の夜、レイトショーを狙って観にいく。満員。金城孔明にはだいぶなれてきたけど、かわりに曹操をみるたび星野仙一を思い出して困った。とりあえず観てる間は楽しめていいんじゃないの(冷ややかな感想)。クルマで帰宅するとすでに12時過ぎ。飲酒運転になるので呑めなかったお酒を、これまた最近だんなさんが凝っているNHKの『ケータイ大喜利』をみながらだらだらし、お風呂に入ったり、最近にしては珍しく夜更かしする。

今日も朝から良い天気。庭の手入れをし洗濯をし、お昼はコンビーフルッコラをカンパーニュにはさんだサンドイッチ&ウィスキーソーダ。眠くなる。

青柳いづみこ『六本指のゴルトベルク』(岩波書店)読了。これは面白かった。そして、通勤電車でちまちまと読んでいた津島佑子『ナラ・レポート』も終了。堀江敏幸の解説だったし、確かむかし高橋源一郎がほめていた記憶があるので読んだけど、うーん、どうも私はいわゆる「母と子のものがたり」というのにはのめりこめないみたいだ。