2007-01-01から1年間の記事一覧

12月

「神を見た犬」ブッツァーティ 光文社古典新訳文庫 「マリナー氏の冒険譚」P.G.ウッドハウス 文藝春秋 「特別な一日」山田稔 平凡社ライブラリー 「カフカ短篇集」カフカ 岩波文庫 「ときどき意味もなくずんずん歩く」宮田珠己 幻冬社文庫 「あるかなしかの…

この日記を書いているのはすでにお正月。大晦日は例によって朝から掃除をし、おせちを作り、だいたい準備がすんだところでおそばを食べたりシャンパンを抜いたりしているうちに除夜の鐘がなってしまった。酔っ払って、パソコンの前に座る状態ではなくなって…

おせちづくりの合間に読書すること

黒豆を煮るのには時間がかかるから、合間には本が読める。本にちょっと飽きたら田作りを作ったりする時間もできるぐらい、豆を煮るのはゆっくりの仕事。イーユン・リー『千年の祈り』(新潮クレストブックス)があちこちで評判が良かったのは知ってたけど、…

Read & Return

今日から9連休。月曜日から毎日のように忘年会で午前様だったのでようやく戻ってきた静かな生活。午前中に「ちりとてちん」のまとめ放送をみてから掃除して、ちょっとお昼寝、と思ったら夕方まで熟睡。やっぱり疲れているのかなあ。会社の大掃除は昨日。た…

陸橋からの眺め

一日中降り続くのかと思っていた雨が、10時ぐらいにはすこんとあがった。そうしたらすごくいい天気になった。雨だったら年賀状でも書こうかな、と思っていたけど、なんとなく家にいるのがもったいなくなり本を持って散歩にでる。忘年会の合間に読みついでい…

映画に目が眩んで

寒い。忘年会続きで体力的にも参っているのでのんびり過ごすべく朝からごろごろ。録画したままになっていた映画をまとめて観る。11月ぐらいから、日本では80年代に一世を風靡したダニエル・シュミット監督特集をケーブルでやっていて『今宵かぎりは・・・』…

ときどき意味があってウツウツと帰る

会社でやーなことがあると、口に出さなくとも態度に出てしまう。ウツウツとうつむき加減で帰宅したときからだんなさんにバレバレ。もっと、おとなにならなくっちゃ、だめだと反省する。「WEB本の雑誌」に登場し、その読書傾向が結構自分の好みにあいそうだっ…

本のおまけ

古本にはときどき思いがけないおまけがついてくる。グレゴリ青山『ブンブン堂のグレちゃん』の場合にはキャラメルの宣伝栞だったり古い手紙だったり。今日はブックオフに行って、あんまり買うものがないなあと思いつつサン=テグジュベリ『夜間飛行』(新潮…

布張りの手帖

いったん「コレ」と決めてしまうと、なかなか浮気できない性分なので手帳も学生のときからずっと「クォバディス」。1週間単位でページの右端を切り取るのも、ホワイトペーパーにグレーの罫ですっきりしているのも好きでずっと「ビジネス」を愛用。2,3年前か…

東京は夜の6時

美容院で髪を切ってもらってから夕方はNHKホールに行く。年末恒例の矢野顕子の『さとがえるコンサート』。母に頼み込んでコンサートに初めて行かせてもらったのは高校生のときで、レコードを初めて買ったのはそれより前の中学生のとき。あれからもう25年…

今夜はもうこれでおしまい

少しずつ読んでいた山田稔『特別な一日』は今日でおしまい。よかったなあ。どの篇もよかったけど、中村昌義の『静かな一日』をめぐる一篇が特に。ネットで検索したら『陸橋からの眺め』が地元の図書館にあったので早速予約を入れる。本を読んで、それで気に…

恋ごころ・乙女ごころ

昨晩は仕事をきっかけに仲良くなった女子4人でスペイン料理。ワインをちびちび飲みながら、恋愛話でえんえん盛り上がる。携帯のデコメメールのやり方を教えてもらったので早速いろいろな画像を交換。愉快。今朝は「ウコンの力」で寝覚めすっきりだったので、…

忘年会と忘年会のあいだに

忘年会シーズン。今週は昨日と明日、来週は週の終わりに3日続けて、再来週は火曜と木曜と・・・、とりあえず「ウコンの力」を借りて乗り切るつもり。月曜日から日経新聞の夕刊に小川洋子のインタビューが連載されている。気になったところをいくつか。 人は…

お菓子屋さんには氣がつかなかった

チョコレート好きなので、コンビニの棚にお菓子メーカー各社の新作チョコレートが並ぶようになると、ああ、ここでも冬が来た、と思う。昔は「おでん」が並ぶと冬を感じたけど、最近は夏でも置いてあったりして季節を感じない。それに比べると新作チョコレー…

気になる部分

この土日は二日間ともすごくいい天気だったので、正月休みの9連休を楽して過ごすべく早めの大掃除に取りかかる。通常の週末の掃除に加えて、土曜日は網戸を全部はずしてガレージで丸洗いし、乾かしているあいまに窓の桟を拭いた。で、今日は窓ガラスを磨いて…

11月

「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」(上・下)村上春樹 新潮文庫 「貝がらと海の音」庄野潤三 新潮文庫 「青梅雨」永井龍男 新潮文庫 「東京の暴れん坊」塩山芳明 右院書院 「1960年代日記」小林信彦 ちくま文庫 「世紀末画廊」澁澤龍彦 河出文…

少し愛して、ながーく愛して

朝ドラ『ちりとてちん』の喜代美ではないが、ここのところの私の一日は玄関前の掃除から始まる。お隣さんの庭に大きな木が多く、新緑にはじまって紅葉まで季節をとおして楽しめるのでそれはそれでいいんだけど、当然今の時期は落ち葉も多い。ちゃんと掃かな…

大人の証拠

第3部まで読んで、しばらく間をおいてた『オン・ザ・ロード』読了。自分の友達にディーンみたいなのがいたら憧れつつも距離を置いちゃうだろうなあ。どうも熱狂に身を任せられないのが、自分でもつまんない人生かなあと思ったりする。「初めて」のことがだん…

ものすごく非生産的な人生

この3連休の間に風邪を治してしまおうと、ほとんど家から出ずに過ごす。ご飯は家にあるもので何とかやりくり。お酒は日本酒もウイスキーもワインもあるから大丈夫。あとは熱が出て汗をかいたりしているので洗濯したりお布団干したり。穏やかなよい天気が続い…

がぶりより人生

ひきつづき、風邪にがっぶり寄られております。会社の先輩から「今年の風邪は長引くぞ」と脅されたとおり、そのまんま。朝、薬と一緒に栄養ドリンクを飲んで、とりあえず夕方まではもたせても、帰りの電車でゆらゆら揺れていると効きめも切れてくるのか頭が…

Yonda?

すこし良くなったかなと思って油断したら、またたくまに風邪がぶり返した。とりあえずココアをつくってストーブたいて毛布に包まって準備万端。先日録画したBS朝日の2時間特番『イタリアへ・・・須賀敦子 静かなる魂の旅 第2章アッシジのほとりに』を観る…

All I want to know about movies

ぐっと寒くなった昨日は昨年に続き、王子で茶道部の茶会。久しぶりに着物を着たので楽しかった。寒さがたたったのか今日は昼過ぎから鼻水・咳・発熱と3拍子そろった風邪を引く。外はいい天気なのに、ふとんにくるまってすごさなければならない哀しさ。頭痛が…

足に合った靴さえあれば

昨日の夜、通勤用にバッグに入れていた小林信彦『1960年代日記』を、ベッドの中でも読もうとかばんから取り出したまま、今朝、出勤してしまう。あ、と思ったときはもう遅い。仕方ないので朝の電車は車内吊り広告を普段の5倍以上に熟読し(男が選ぶ映画という…

引きこもり読書録

九州から帰ってきてもしばらくは休暇が続いていたので、家に引きこもって読書。塩山芳明『東京の暴れん坊』(右文書院)を読んでいたら、『小林信彦60年代日記』(白夜書房)が珍しくほめられていたので、そうだ、先日、ちくま文庫版の『1960年代日記』を200…

PRESTO

ようやく晴れてくれた。阿蘇の山々を眺めながらレンタカーをがんがん走らせる。アクセルをぐーっと踏みながら、やはり錆色の草原を走る歌、矢野顕子『PRESTO』をハミングする。気持ちがいい。今日は高千穂まで。高千穂峡でボートに乗って高千穂神社にお参り…

熊本へ

そういえば去年の九州も11月5日から始まったのだった。あのときの「やまなみハイウェイ」がものすごく良かったのでまた来たくなったのだけど、今日も雨。霧の草原も悪くないけど、早く天気になってほしいなあ。熊本ラーメンを食べて熊本城に行く。熊本城は石…

九州へ

休暇をとってだんなさんと今日から九州。今回は筋湯温泉と黒川温泉に泊まることにした。博多からレンタカーを飛ばしているそばから雨が激しく降ってきて、あまりにも予報どおりでちょっとがっかりする。お昼を湯布院で食べてから筋湯温泉までさらに走る。筋…

わめトーク

「秋も一箱古本市」に一緒に行った友人に誘われて、塩山芳明×内澤旬子の「わめトーク」へ出かける。毒舌。塩山さんが金持ちで鼻持ちならない人とかモテる奴が嫌いなんだということがよくわかった。しかし「外市」で買った本唯一の本は、その塩山さんが「いか…

around the world with a mushroom stamps

ここのところの私の関心ごとは朝ドラ『ちりとてちん』。朝7時半からのBS放送を出勤前に見て、場合によっては夜帰ってから7時半の再放送を見て、そのうえ週末のまとめ放送もみてる。NHKの戦略にまんまとはまっているようで嫌なんだけど、毎回笑いと涙…

やったあ

やったあ。中日が日本シリーズ勝利!! 日本一だ!!! 今日も(会社で)いろいろあったけど、優勝してくれたからそれでいいのだ。