雨上がり

雨上がりの庭で

ここのところ会社の行き帰りには『おぱらばん』を少しずつ、家に帰ってからは片岡義男『坊やはこうして作家になる』を読んでいたのだが、どうも後者の本は夜、眠る前に読む本としては安らかな気持ちになれないことから適当じゃない気がして、雨降りの今日、残りを読むことにした。やっぱりこれは昼間読む本。そしてどちらかといえば、『おぱらばん』を夜に読むべきだったかもしれない。

朝は嵐、昼ごろから少しおさまったので、夕飯の材料を会にスーパーに行く。だんだん暖かくなってきたので、今日はシーズン最後の鶏鍋にしようと思ったのだ。スーパーの棚の鍋関連コーナーも、どことなく肩身がせまそう。そこからブツ切りの鶏、鶏スープ、ポン酢などを買う。

雨のあがった庭に出てみる。激しい雨風で梅の花が落ちていた。今年は剪定した時期が悪かったのか、ほとんど花がつかなかったのが悲しい。沈丁花水仙はいつもどおりに咲いてくれて嬉しくなった。