夏の終わり

今回の台風はやばい、って誰もが言うもんだから、土曜日は早起きしてご近所のパン屋さんでパンを仕入れ、スーパーで二日分の食料を買い込む。金曜日にちょっと会社で落ち込むことがあり、もう、飲むしかないじゃないか、と思って金曜の夜も土曜の夜もほぼワイン1本を開けてしまい、やや反省。これではアル中まっしぐらかも。

最近になってようやく笙野頼子『幽界森娘異聞』(講談社文芸文庫)を読む。読んだら森茉莉をまたもや読み直したくなり、特にドッキリチャンネルを全部読みたくなってしまったので、これまで高くて手を出す勇気がなかった全集をエイッとばかりネット古書店に注文してしまう。でも届いた本を見て感激。ほぼ新品状態の状態の良さ。今日からしばらくはこれで生きていけるわ。

ドラマ『dele』で好きになった山田孝之の過去作品をCATVで少しずつ見ているけど、『山田孝之の東京北区赤羽』は面白かったし、ますます山田孝之に対する興味が高まった。9月27日のEテレの植物番組は見逃してしまったので、再放送を見ないと。

今日は雨も降ったりやんだり。窓を開けると金木犀の香りが室内まで入ってくる。庭木にしているご近所さんが意外と多いのだ。金木犀が香ると夏もとうとう終わったな、としみじみする。「もうシーズンも終わります」と言われて昨日買ったトウモロコシ入りのパンを食べながら夏の終わりを感じた。