ときどき意味があってウツウツと帰る

会社でやーなことがあると、口に出さなくとも態度に出てしまう。ウツウツとうつむき加減で帰宅したときからだんなさんにバレバレ。もっと、おとなにならなくっちゃ、だめだと反省する。

「WEB本の雑誌」に登場し、その読書傾向が結構自分の好みにあいそうだったので読んでみた宮田珠己『ときどき意味もなくずんずん歩く』が思いのほか楽しく、ウツな気分を少し解消。なんだかわからないけど、唐突な文章が意味もなく面白い。せっかくなので『わたしの旅に何をする。』も読んでみたいと思う。

ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)

ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)

お布団に入って、図書館から借り出した本、中村昌義『陸橋からの眺め』(河出書房新社)を読む。鬱陶しくなりがちな話なのにぐいぐいと引き込まれてしまう。山田稔イチオシの『静かな日』もこんな雰囲気なんだろうか。