忘年会と忘年会のあいだに

忘年会シーズン。今週は昨日と明日、来週は週の終わりに3日続けて、再来週は火曜と木曜と・・・、とりあえず「ウコンの力」を借りて乗り切るつもり。

月曜日から日経新聞の夕刊に小川洋子のインタビューが連載されている。気になったところをいくつか。

人は無意識に自分だけのフィクションを作り上げ、現実を乗り越えようとする。誰もが日常生活の中で作り出すフィクションを、一つ一つ石を積み上げるように意識的に言葉で表現していくのが作家なのだと思います。(12/3夕刊)

薬指の標本」は、テレビで見た山階鳥類研究所の標本室がヒントになりました。標本というのは生きてはいないけど、死に切れてもいない。まさに境界線に取り残されているものだなと思った途端、構想がわき上がってきました。(12/6夕刊)

山階鳥類研究所といえば紀宮様ですが、つねづねこの二人には似た雰囲気があると思っていたけど、こんなところにも共通点があろうとは。