おせちづくりの合間に読書すること

雹が降ったあと

黒豆を煮るのには時間がかかるから、合間には本が読める。本にちょっと飽きたら田作りを作ったりする時間もできるぐらい、豆を煮るのはゆっくりの仕事。イーユン・リー『千年の祈り』(新潮クレストブックス)があちこちで評判が良かったのは知ってたけど、表紙がいまひとつ好みじゃないので敬遠していた。しかし、ブックオフの単行本特売500円の日に見つけてしまったら、つい買ってしまったのだった。そして今日から、おせちづくりの合間に少しずつ読んでいる。面白い。うっかりお鍋を焦付かせないように注意しながらページをめくる。

ときどき買ってる大橋歩さんの『Arne』。22号ではフードスタイリストで、さいきん私がいちばんよく参考にする料理本『酒のさかな』の著者でもある高橋みどりさんが登場。独身かと思っていたらご結婚されていたとは。髪型といい雰囲気といいご夫婦というよりは兄弟に近い雰囲気。なんだかいいなあ。

朝8時ごろとお昼ごろ、いきなり不穏な雲が湧いてきたと思ったら、ものすごい勢いで雨が降った。雹も降った。びっくり。