2006-01-01から1年間の記事一覧

鏡の国のアリス

連休初日。しばらく髪を切っていなかったので美容院に行く。ここは、オニーサンが独りでやっているので、洗髪もカットもドライヤーもみんな同じオニーサンがする。長年の付き合いもあって、会話も途切れないし楽しい。今日の話題は亀田三兄弟と、吉川ひなの…

lucky or unlucky

帰り道、電車が止まってしまったので再開するまで古本屋さんで暇をつぶすことに。見つけたのはこれ。 「可否道」獅子文六 新潮社(初版・帯つき) 「空にいちばん近い悲しみ」安井かずみ 新書館 forLadies・35 いずれも800円。どちらもネットでしか見たこと…

10月

「ペテルブルグ」ベールイ 講談社文芸文庫 「快適生活研究」金井美恵子 朝日新聞社 「秘密の手帖」いしかわじゅん 角川書店 「もの食う話」文藝春秋編 文春文庫 「僕たちの錆れた心が嘘みたい」柴田真紀 角川文庫 「歳月のはしご」アン・タイラー 文春文庫 …

Save me the Waltz

『こわれる』読了。ギャッビーを読んでから急にフィッツジェラルド周りが気になってきた。独特な比喩が多い文章で最初はなれなかったけど、中盤から急にスピードアップ。ワルツじゃなくってクイック、クイック。でも途中こんな文章に出会うと、突然スローモ…

相変わらずいいお天気。午後、会社を出てセミナー会場に向かう。途中、本屋さんへ。気になっていた2冊を買う。 「山躁賦」古井由吉 講談社学芸文庫 「ロリータ」ナボコフ 新潮文庫 本当は、『テヘランでロリータを読む』も買おうかと思ったんだけど、その前…

きのう王子駅で

きのう、茶道部のイベントで王子まで出かける。久しぶりの着物とあって、朝早く起きたけどいつもよりスムーズに着付けられて、嬉しい反面ちょっと拍子抜け。起きたときは曇っていたけど王子に着くと秋の日差しが気持ちよく感じられるようになった。帰り道に…

観賞用本棚

昨日の夜は、NHKの「ゆるナビ」を見た。海月書林の市川慎子さんが中林洋子さんを語る企画。うわ〜、市川さんが動いている!美人だ!指もきれい!!と興奮。荻窪の実店舗も映る。ああ、しまった、録画すればよかった。ズームで拡大したらどんな本があるのか確…

ファッション通信

2日間の激しい雨の後、なにもかもが洗い流されたような青空。待っていたような休日で嬉しい。ローズヒップティーを飲みながら、昔の雑誌の整理をする。きのう、ひとまわり以上離れている会社の後輩と「観月ありさ」談義になり、実質デビューとなった『オリー…

Long Light

明日の健康診断に備えて、今日はさっさと家に帰る。会社からのプリントに「夕食は8時までに、アルコールは控えて。糖分の多い食事もやめて」とある。いつもならビールやワインをちびちび飲みながらだらだら食べるので、今日はなんだか物足りない。雨で寒いし…

Blue sky

天気予報によると、今日はこの秋一番のお出かけ日よりなんだそうだ。それなのに、だんなさんから会社のお留守番を頼まれる。むう〜。しかたない、文庫本持参で人気のない事務所にこもる。うららかな秋の午後。窓を見るとスカイブルーの空。秋らしく冷たい風…

解答

レディースデーを待って『カポーティ』を観る。満員かも、というのは見当違いでかなり空いてた。最後まで緊張感が途切れない、すごくいい映画。フィリップ・シーモア・ホフマンはすばらしかったけど、後姿がうちのだんなさんにそっくりなのが笑った。色白で、…

プリマヴェーラ

お昼休み、会社に届いている『ミセス』11月号を読む。金井美恵子「森茉莉さんのこと、あるいはほめ言葉」がたのしい。「昔のミセス」のタイトルで毎号連載しているらしいこのエッセイは、先月は高峰秀子だった。今月は、金井さんが森茉莉にほめられた話。金…

colour field

1週間ってはやい。飲み会続きの疲れた体を癒すため、近所に散歩。散歩するのも読書するのも今の季節が一番気持ちがいい。あと3ヶ月ぐらいこういう気候が続いてくれればいいのに。久しぶりに寄ったブックオフで。 いしかわじゅん『秘密の手帖』角川書店 松本…

快適生活研究

連休はずっといい青空だったなあ。昨日までに買い物も済ませたし掃除もしたし、今日はいちにち、ごろりと過ごすもんね。お伴は買ったばかりのこれ。快適生活研究作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/10メディア: 単行本 クリック: 17回…

普通の人々

夏のような日差し。でも爽やかで気持ち良いなあ。家にいるのももったいないので都心まで買い物に行く。ランチも独りなのでさっと済ませるつもりだったのに、隣の人が美味しそうにビールを飲むのを見たら、もうダメだ。私にもギネスください、くーっ。この泡…

フラワーフェスティバル

暴風雨のなか、会社のイベントの受付嬢に駆り出される。偉そうなお客様を目の前にするとつい、ぺこぺこしちゃう自分がちょっといや。終了後、会場のお花をみんなでわけることに。嬉しい。ジャングルを分け入って進むゾウのように、嵐のラッシュアワーを花束…

他人の読書が気になる。特に通勤電車で隣になった人、前に立ってる人が真剣にページをめくっていると、その本のタイトルを知りたくてしょうがない。こっそり覗き見するのも限界があるので、カバーをかけずに本を読んでいる人を見ると、おお、って思っちゃう…

日曜日が待ち遠しい!

10月に入ったけど、まだまだ怒涛の日は続く。昨日は首都圏を縦断・横断すること合計2往復。仕事とはいえ厳しい一日。長い移動時間に読もうとバッグに入れたのは、ベールイ『ペテルブルグ(上)』。ナボコフ先生は大推薦らしいけど実験的な文章にちょっとくら…

9月

「シネ・ブラボー」山田宏一 勁文社文庫 「迷い猫あずかってます」金井美恵子 新潮文庫 「日本映画を歩く」川本三郎 文春文庫 「インド夜想曲」アントニオ・タブッキ 白水Uブックス 「ローカルカラー/観察記録 〜犬は吠えるⅠ〜」カポーティ ハヤカワepi文庫…

肉食獣になった日

あっという間に9月が終了。水曜日ぐらいから仕事でトラブル続きで落ち込むやらハイになるやらで安定しなかったけどようやく日常が戻ってきた。それでも体調は戻らず午前中はお布団の中。ベッドで澁澤龍彦と巌谷國士共著の『裸婦の中の裸婦』を読む。元気を取…

Go Girl

休日。ここのところ飲み会続きで寝不足気味だったので一気に解消する。おりしも外は雨なので罪悪感も感じず(晴れているのにいつまでも寝ているとなんだか誰かに叱られそう)、一旦起きて掃除を済ませてから4時ぐらいまで布団の中。目覚めると激しい雨だった…

小さい秋みつけた

朝起きるとご近所さんの金木犀が香る季節になった。今日もいい天気だなあ。小さなオレンジ色の花を見ていたら、急に内田善美が読みたくなる。キンモクセイが出てくるのは『星の時計のLiddell』だけど、実家に置きっぱなしなので『ひぐらしの森』『かすみ草に…

ラーメン食べたい

「SWITCH」10月号に「坂本龍一+糸井重里、矢野顕子を語る」の見出しが。即買い。キョージュが矢野さんに対して、「友達になろうよ」と言っているのがほほえましい。『ラーメン食べたい』を聞いた当時は中学生だったのでよく分からなかったけど、いまならな…

夢見つつ深く植えよ

膝を痛めたことを言い訳にしてしばらく庭をほったらかしにしておいたけど、今日という今日はせめて草むしりでもしないと隣人に対して申し訳ない。雨が降り出す前に、ひととおりの雑草取、枯れ枝の切除、消毒などを終らす。膝はなんとか持ちこたえてくれたみ…

太陽のおなら

夜、同期と食事。ここのところ職場で悩みを抱えているので、愚痴を聞いてもらったり、おバカな話題で盛り上がったりできるのは助かる。憂鬱な気分どころか地球までふっ飛ばしそうな元気をもらった。帰宅してからブエルタを見る。今日はレースはまったりムー…

不眠の本、旅の本

地元経済に貢献しようとカポーティの『犬は吠える』Ⅰ・Ⅱを買いに近所の本屋へ行くも、Ⅰしか置いていないのにちょっと腹を立てたのが昨日のこと。地元に背を向け、今日は会社帰りにターミナル駅の大きな本屋へⅡを買いに行く。ついでに「東京人」10月号も買う…

誕生日

これから少しずつ日記やメモを書いていくつもり。今日は偶然にも父の誕生日でした。