2006-10-30 ■ 相変わらずいいお天気。午後、会社を出てセミナー会場に向かう。途中、本屋さんへ。気になっていた2冊を買う。 「山躁賦」古井由吉 講談社学芸文庫 「ロリータ」ナボコフ 新潮文庫 本当は、『テヘランでロリータを読む』も買おうかと思ったんだけど、その前にロリータを新訳で読み直すほうが先かなと思って。古井由吉は『槿』『聖・栖』を読んで以来のファン。しかも堀江敏幸さんが解説をしてる。私の中で古井作品のイメージと堀江さんとは合わなかったので、こんな意外な組み合わせを見つけてしまうのは、なんだか秘密の箱をこっそり見つけてしまったような感じで嬉しくなる。