ファッション通信

morinori2006-10-25

2日間の激しい雨の後、なにもかもが洗い流されたような青空。待っていたような休日で嬉しい。ローズヒップティーを飲みながら、昔の雑誌の整理をする。きのう、ひとまわり以上離れている会社の後輩と「観月ありさ」談義になり、実質デビューとなった『オリーブ』を見せてあげることになったのだ。特集「村上春樹の世界 1990年のハルキ・スタイル」は、村上ファンはどう受け止めたのかよくわからないけど、当時中学生だった観月ありさの透明感はかなり衝撃的だった。スタイリストは大森仔佑子さん。いいなあ。この時代のオリーブは今でも好きだけど、この特集はとりわけ印象的。

午後、ここのところのBSトリュフォー祭りで『黒衣の花嫁』を観る。ジャンヌ・モローの立派なへの字口とがっしりした胴体にはいつもながら大人の貫禄を感じてしまう。黒と白のコントラストの強い衣装はピエール・カルダン。続けて、レンタルした『去年マリエンバートで』も観る。ここでも角ばった顔のデルフィーヌ・セイリグが大人のオーラをびしびしと発散。こっちの衣装はシャネル。ゴージャス対決の軍配は引き分けということで。