いつか読書する日

生地はさらりとして着心地よし

昨日のニュースで「台風の備えは土曜のうちに」というので、素直に昨日のうちに日曜日と月曜日の分までの買い物をすませ、掃除もすませ、図書館に本を返却したところで、本屋に行く。金井美恵子の新刊『お勝手太平記』に加えて、高野文子の12年ぶりの新作『ドミトリーともきんす』と大島弓子のグーグーの続編『キャットニップ』が出ているのを発見し、喜び勇んで両手に抱え込む。うれしいなあ。紀伊国屋書店の季刊誌『scripta』もゲットしたし、今日はいい日だなあ、天気もいいし、と上機嫌になったところで海外文学の棚を除くと、新潮社のピンチョン コンプリートコレクションの最終巻である『重力の虹』に目が留まる。上下巻併せて9,000円越えにはたじろぐが、ええい、とばかりにこれも購入。うふふふふ、なのであった。

今朝、ケーブルで田中裕子主演の映画『いつか読書する日』を観た。もっと読書風景が出てくるのかと思いきや、そうではない。長崎の風景はいいし、田中裕子も好きなんだけど、タイトルがうまく結びつかない。一瞬出てきた読書の相手はカラマーゾフだけだし。田中裕子の本棚は昭和っぽくって素敵なのになあ。

寒くなってきたので昨晩から長袖のパジャマ。少し前の『& Premium』の表紙のパジャマが可愛くて、真似っこしたいと思い、コム・デ・ギャルソンで緑バージョンを購入。着て見て分かったけど、襟が丸くて立体的になっていて自分で言うのもなんだけどすごくキュート。このパジャマで昨日は『ドミトリーともきんす』を読んだ。今日の夜は『お勝手太平記』を読み始めようと思ってる。