涙は最高のストレス解消法である

5月、6月は忙しく、毎晩残業していたら体調不良となり、突発性胃腸炎になったり歯茎が腫れたりしてさえない日々を送った。体力的にもきつかったが精神的にきつくて、うつ病セルフチェックをしたら、「軽度のうつの疑い」と出た。嫌な予感がする。

読みたい本がたくさんあったはずなのに、仕事で興奮気味になってしまったときには、帰りの電車でページをめくっても、目が文字をなぞるだけで、意味として理解できなくなる。そういうときには、すっぱり読むのをあきらめて本を閉じ、英語教材のCDに切り替えて無理矢理(小声で)シャドウイング。英語学習ははっきり言って脳のスポーツだと思うので、頭の切り替えに良いのだ。語学トレーニングが嫌なことに浸ってしまうのを防ぐとは一石二鳥である。

昨日は暑かったので映画館に涼みに行き『her 世界でひとつの彼女』を観る。スカーレット・ヨハンソンが、あの唇が画面に登場しなくてもこんなにセクシーだとは。ホアキン・フェニックスも口ひげを生やしていたのでいつもの彼らしい癖が消えた感じもすごくよかった。『アメリカン・ハッスル』で格好良かったエイミー・アダムスがここではすごくキュートな役で登場しているし、いい映画だったなあ。

本屋さんに寄ったら吉田秋生の『海街Diary』シリーズ最新刊が出たので買う。前巻は号泣したが、最新刊も泣きそうになった。