夏休みの後の渦の中に・・・の巻

ベルばらに出会って38年。

夏休みを取得し終えてから、すでに1週間以上が過ぎてしまった。夏休みの後半は例によって那須に行き、いつもの宿に泊まりいつもの湯につかって、いつものようなご飯を食べる。那須滞在中に本当は登山をするはずだったけど、天候が不安定なのと風邪をひいたのとで断念し、代わりに会津若松鶴ヶ城まで行ってきた。お城に上って飯盛山を眺め、福島の銘酒「奈良萬」をお土産に買う。うまい。

映画はアレハンドロ・ホドロフスキーの『リアリティのダンス』。ホドロフスキーにしてはわかりやすくておどろおどろしくもないと思うけど、お母さん役が強烈。体型も含めて、この映画一番かも。

ここのところ、心躍る本があまりなくて、少し前に買った小沼丹『珈琲挽き』(講談社文芸文庫)を読み終わるのを先延ばしにするかのようにちびちびと通勤電車で読んでいた1週間だったが、今日はついにうきうきして本屋まで。で、買っちゃいました、『ベルサイユのばら』11巻。10巻で完結していたマーガレットコミックスに40年ぶりの続きが出ただけでたいへん喜ばしいので、絵が昔と全然違うとか(個人的には、一時期に比べて相当頑張って元に戻してきた感じがするけど)、そんなことはどうでもいいのですよ。続きが読めたというだけで十分じゃないですか。ということで、マーガレットコミックス10冊は実家に大切に保存しているので、ここは今手元にある完全版と一緒に撮影してみました。いつまでも卒業できない私です。