2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2008年2月

「アリス・B・トクラスの料理読本」アリス・B・トクラス 集英社 「海の仙人」絲山秋子 新潮文庫 「旅をする裸の眼」多和田葉子 講談社文庫 「袋小路の男」絲山秋子 講談社文庫 「逃亡くそたわけ」絲山秋子 講談社文庫 「猫の客」平出隆 河出書房新社 「あ…

leap day

異動するのって体力がいる。10年近く同じ仕事をしていたので、それなりにたまってきたものもあるし、それを整理して、人に渡すのは結構大変。マニュアルも作ってあったけど、全部見直さなきゃいけなかったし。引継ぎって難しいなあ。新しい部署では私も前任…

オースティンの椅子

今日も昨日に引き続いて強風が吹き荒れる。昨日の夕ご飯はありあわせの食材で何とか間に合ったけど、さすがに今日は買出しに行かないと飢え死にしそう。クルマはだんなさんに乗っていかれてしまったので風にあおられながら歩いてスーパーへ。砂ぼこりで唇が…

本は寝ころんで

ぽかぽか陽気の朝、庭に出る。梅のつぼみはふくらんでるし(ウチの梅は一般よりまったく遅咲き)、フリージアは芽が出てるし、春が来たみたいー、と喜んだのもつかの間、強風が吹き荒れすっかり寒くなった。午後は家に閉じこもってマンガを読む。家で本を読…

遠くにありて

よく晴れたけど風が強くて寒い。今日の「東京マラソン」に友達が出走。はずせない用事もあったので沿道での応援はかんべんしてもらい、そのかわりゼッケン番号を教えてもらったので、ときどき携帯サイトにアクセスしてラップタイムをチェックした。制限時間…

レイドバックしたいの

夜、ベッドの中でちびちびと楽しみながら読んでいた平出隆『猫の客』(河出書房新社)、読了。しみじみ良かった。『葉書でドナルド・エヴァンズに』のときも少しずつ噛みしめるように読んだけど、平出隆の文章は三歩歩いて二歩下がるぐらいのリズムがちょう…

泣くのはまだはやい

電車に乗って1時間半。会社の大先輩のプライベート茶会にお呼ばれされたので、行く。絲山秋子『袋小路の男』読了。表題作もよかったけど「アーリオ オーリオ」にはちょっとやられた。姪のみゆちゃんのアーリオ オーリオ星の発見の手紙のところで、突然胸が熱…

パリところどころ

1月からCSチャンネルシネフィル・イマジカで始まったエリック・ロメール特集。録画しておいた先月分の『獅子座』『モンソーのパン屋の女の子』『シュザンヌの生き方』『モード家の一夜』を観る。長編第一作という『獅子座』が面白い。私にとってロメールと…

読書はあせらず

絲山秋子『海の仙人』(新潮文庫)を読んだ。はじめての絲山作品。絲山秋子を読もうと思ったきっかけはもう覚えていないけど、少し前から何となく読もう読もうと思っていた。新刊で買わずにブックオフに流れてくるのを待っているうちに1年ぐらい経っちゃった…

Skipping in the rain

午後外出。傘を持たずに出たらいきなり雪が降ってきた。どうりで冷えると思ったよ。待ち合わせまでに時間があるので雨宿りならぬ雪宿りをかねてブックオフへ。 「空の果てまで」高橋たか子 新潮文庫 「猫の客」平出隆 河出書房新社 を105円で。打ち合わせが…

目が覚めたら雪国だった

朝起きたら予報どおりに真っ白。うわー、久しぶりの雪景色。やっぱり1度は雪が降ってくれないと冬を生きている感じがしない。嬉しくて、二階の床に寝転がって頭を窓にくっつけてしばらく雪が落ちてくるのを眺める。薄グレーの空からゴミみたいな雪がひらひら…