本は寝ころんで

高野文子 るきさん

ぽかぽか陽気の朝、庭に出る。梅のつぼみはふくらんでるし(ウチの梅は一般よりまったく遅咲き)、フリージアは芽が出てるし、春が来たみたいー、と喜んだのもつかの間、強風が吹き荒れすっかり寒くなった。午後は家に閉じこもってマンガを読む。

家で本を読むときは、1・食卓の上に本を置いて読む、2・ソファーで読む、3・リビングに寝そべって読む、4・ベッドで起き上がって読む、のどれかで、大きくて重たい全集などは1に限られるけど、それ以外は気分で。マンガはだいたい3か4かな。るきさんのようにベッドで寝転び読みはしない派。お布団に入ってこの態勢になるとすぐ眠くなってしまうのだ。

ということで今日は3の態勢で。森薫『エマ』を読み直したくなったのと、羽海野チカ3月のライオン』1巻を昨日買っておきながらそのまま寝ちゃったのと、書店話の『本屋の森のあかり』もやっぱり気になって買ったのに飛ばし読みしかしていなかったので、それらを積み上げてコーヒーとクッキー缶と傍らにだらだらと。『3月のライオン』はあんまり期待してなかったんだけど、1巻の後半を過ぎるとちょっと面白くなってきた。2巻は多分買います。

先日、辞令が出て部署を異動することになった。これで悩みの種だった上司から離れられるかと思うと嬉しい。新しい仕事には不安もプレッシャーもあるけど、それよりも今は開放感を味わっているところ。