GW10

連休も今日が最後だが、昨日の山登りですっかり筋肉痛。そして、朝起きて掃除をしてお昼ごはんを食べたら疲れが出てきたのか、眠くなりお昼寝。熟睡。

気が付いたら夕方になっていたので、旦那さんの帰宅を待って、焼き鳥屋さんへ。他愛のないことをしゃべっているうちに、日本酒を2合。こうやってGWは終わるのだ。また明日から会社だ。

GW9

会社の同期に誘われて奥多摩登山。目指すは大岳山。雨もすっかりあがり天気予報では夏日となっていた。登山にふさわしい一日になりそうな予感。

朝5時に起き7時半立川集合。ふたを開けたら女子2名がキャンセルとなり、総勢7名で女子は私だけ。立川から武蔵五日市まで電車で行き、そこからバスに乗り換えて大岳鍾乳洞まで。鍾乳洞を横目に見て登山道に入る。沢沿いの岩場を歩き、大滝を通過し、急坂を登り、見晴らしの良い尾根に出て富士山の眺めを堪能し、歩きはじめて3時間で山頂に到着。おむすびを食べて一息入れたら、少し下って隣の鋸山に登る。そこからは延々と下り坂。途中の愛宕神社にお参りしたら、187段のものすごく急な階段を下りてゴールの奥多摩駅。お昼食べてからも3時間半ぐらい歩きました。こんなに長時間歩く登山は何年振りかなあ。疲れ切りましたが、満足です。

登山の後はビールでしょ、ということで、立川でタイ料理。ビールぐびぐびワインごくごく、パクチーぱくぱくカレーもぐもぐで、筋肉痛は心配だけど楽しい会でした。山登りは楽しい。

GW8

morinori2016-05-06

朝、繋温泉の御所湖を散策し、盛岡市内へ戻る。またもや光原社でコーヒー。今回はアイスクリームも一緒に。ここのアイスクリームは、ボリュームがあり二人で食べるのにちょうどいい感じ。コーヒーリキュールをかけると途端に大人な味になる。

歩いて気持ちの良い天気。川沿いをぶらぶらしたり、古本屋さんをのぞいたり、石川啄木の新婚の家をのぞいてから城址公園にも行く。石川啄木って尾崎豊だよねえ、などとだんなさんと話しながら、喫茶クラムボンへ。盛岡を歩いていると自家焙煎の文字がたくさん目に入るけれど、クラムボンは以前来た時から好きな店。お土産に豆を買う。

少し陽が落ちてきたかな、という頃合いで、ここも前回訪問してファンになった居酒屋の愛染横丁。太田和彦さんもご推薦。みちのくの山菜しどけのお浸しがお通しで出てきて、これが美味しかった。盛岡に到着したときに駅構内でたくさんの山菜が販売されていてどれもこれも新鮮で安いので買って帰りたいなあと思ったのだ。この時間じゃもう無理だけど、ここで食べられて満足。たけのこの天ぷら、焼き鳥、イカワタの沖漬けに、すぐ近くの酒造で作られたオリジナルラベル愛染横丁を熱燗で。

盛岡って別に何するわけでもないけれどぶらっときて楽しいところだと思う。いい居酒屋と美味しいコーヒーもあるので気に入ってます。

GW7

morinori2016-05-05

大宮から新幹線に乗って盛岡まで行く。はやぶさなので、盛岡まで1時間50分しかかからない。早い。名古屋に帰るのと変わらない感覚。仙台を過ぎたあたりから、雲が低く垂れこめてきて雨模様となってきた。到着後、だんなさんのリクエストにより駅ビルに入っているお寿司屋さんへ。まだ11時前だというのにもう行列で驚く。白身、貝、イカ、マグロなどを食べビールに日本酒1合も飲みお昼からいい気分になる。美味しかったです。

雨がぽつぽつとするなか、街をぶらぶらして、光原社でコーヒーを飲んで、手すき和紙の一筆箋とお土産用のくるみクッキーを買い、今日の宿のつなぎ温泉までバスで行く。淡い緑色の新緑のところどころに山桜のうすいピンク色が混じり、まだ雪の残った岩手山が遠くに見える。東北の春だなあと思う。

明日が平日なので、宿も少し空いている。温泉にゆったりつかり、地酒「繋駒」を飲んだら夜もいい気分になった。先日購入した「酒の詩集」から中勘助

『名もなき思ひ』

春の雨 しめやかに
ゆふけぶる 小松ばら
やきたての 松露のかをり
ひとりくむ 五勺の酒
あすはも 落葉やかかん
松かさをやひろはまし
おもひいる 名もなき思ひ
あとなつかし 雲にきゆる鳥

GW6

吉野朔実の訃報に接し友人とひとしきりメールで話す。高校の時に『少年は荒野をめざす』を読んでハマり、その後過去の作品を読み、以来ずっと読んできた。最近は以前ほどのめりこんではいないけど、それでも『月下の一群』は間違いなく私のオールタイムベストに入ると思う。あらためて読み直し、やっぱりいいなあと思う。亡くなられたのは残念です。

昨晩から明け方にかけて風と雨の音で熟睡できなかったけど、思ったよりもいい天気。雨で洗われたせいか目に青葉がまぶしい。ようやくだんなさんも休みが取れたので、朝からだらだらとする。昼は近所にできたクラフトビールバーに行き、ビール3杯を楽しむ。昼間から飲むビールはどうしてこんなにおいしいのかな。

昨日の夜に偶然見たドラマ『重版出来』が面白かった。黒木華はもちろん、そのほかのキャストもいい。次回も見ることにします。

GW5

昨晩までどうしようかな、と悩んでいたけどやっぱり行こうと思い立ち谷根千の「一箱古本市」へ。JR上野駅で降りて公園をつっきり、池之端から根津に出て、根津からスタートするコース。家から根津までの道中は大貫妙子のアンソロジー盤『Library』。このベスト盤は素晴らしいですね。一家に一枚お勧めできます。

天気が良かったので途中ビールを飲みつつ買ったのは3冊。
富士正晴編著『酒の詩集』(光文社KAPPA BOOKS)
金子光晴『詩人』(旺文社文庫)
山田稔『シネマのある風景』(みすず書房)
なんか酒飲みっぽいラインナップで自分が恥ずかしいけど、『酒の詩集』は古今東西の酒にまつわる詩が「楽しむ酒」「ものうい酒」といったように気分に分かれて章立てされている。一人で晩酌するときに読みたいなあ。山田稔の本は、表紙がマルチェロ・マストロヤンニソフィア・ローレンが主演するエットーレ・スコラ監督『特別な一日』のカット。この映画は私も大好きだし、この映画について語る山田稔の『特別な一日』も大好きなのでそれもうれしくて買った。帰りの電車でさっそく読む。冒頭が素晴らしい。

夕方、だんなさんと待ち合わせて映画『スポットライト 世紀のスクープ』を観る。だいたい二人で行くときはレイトショーが多く、そのため観客が10人に満たない、ということも多いけど、今日は8割がた埋まってたんじゃないか。深刻な内容を大げさすぎず、ヒーロー趣味の嫌味になりすぎず伝えている映画。スタンリー・トゥッチがいい味を出してます。

GW4

連休中に行くんだったら今日だ、と決めていた。出社するのと同じように起きて同じように家を出て上野に向かう。チケットをJR駅構内のチケットセンターで買って美術館前に並んだのは9時15分ごろかな。9時半オープンですが、かれこれ入場できたのは10時をまわっていたと思う。これでもまだ良かったほう。凄い行列です、若冲展。いや、でも堪能しました。

お昼に銀座でランチをとり(やっぱり白ワインを飲む)、その後シネスイッチで『さざなみ』を観る。シャーロット・ランプリングの表情が見ものだけど、個人的にはイギリス Norfolkで撮影された風景が良かった。どこか寂しい場所でもあるけど、Norfolkといえば、カズオ・イシグロの『私を離さないで』のラストシーンのことを強く思い出す。映画の方は未見だけど、小説では失くしたものがすべて戻って来るような場所として登場した。地を覆う草とグレーの空以外に何もないような茫洋とした景色。いっぽう『さざなみ』でも同じ茫洋とした景色が書かれているけど、ここでは失ったと思われていたものが新たに発見されたことによって変化が生じる場所となっている。ちょっと行きたくなりましたね、Norfolkへ。

夜『ゆとりですがなにか』を録画で見る。官九郎の脚本ということもあるが、松坂桃李が好きなのだ。似合うよなあ草食男子。うちの部署にもゆとり世代がいるので興味深い。その後輩は今日は出社したはずだが、電話がなかったところをみると問題になるようなことは何もなかったみたい。安心してお風呂に入って眠る。