家の都合で急遽会社を休むことになったが、まあ家にいればいいようなものなので気が楽です。ここのところ仕事も忙しくないし。

先月に実家に帰り、吉野朔実の初期作品『グルービィナイト』『王様のDINNER』『HAPPY AGE』をぶ〜けコミックスで読み返す。この家には今や母一人だけど、昔からの漫画がそのままになっているので、実家に帰るとマンガ喫茶状態。母もときどき読み返すというので、『月下の一群』『オルフェウスの窓』『アラベスク』などは、手元に引き取りたくても引き取れない。なのでダブって持ってたりするのだ。母がいなくなったら漫画は全部引き取るので決して捨てないようにね、と念を押したら、もちろんいいわよ、でもそれ以前に、それ以外のアナタの荷物も片づけてね、と言われたので、帰省のたびに、昔の文集とか恥ずかしくて読めないものなどをすこーしずつ整理したりしている。今回は母が「読み返さない」漫画である『クリスタル・ドラゴン』を鞄に詰めて戻る。

17巻までが実家にあり、18巻から手元にある状態だったので、久しぶりに通読(といってもまだ完結してない)したら、新たな発見もあり2回ほど通読。1巻が発売されてから34年も経っているのにまだ終わらないのはどうかと思うけど、この漫画やっぱり面白い。デイモスよりもこちらを断然応援するので早く終わらせてほしいなあ。先月はほかに惣領冬実マリー・アントワネット』がとてもよかったので、ベルばらの隣に並べてみました。漫画以外はあまり読めず、かろうじて、読もうと思っていてずっとタイミングを逃していたマキューアン『愛の続き』(新潮文庫)を読んだ。ダニエル・クレイグ主演の映画は未見。でもこれは原作のほうがよさそうな感じ。