夏の終わり

前回の日記の日付から2か月を過ぎた。この間なにをしていたかというと、前半は、間欠泉のように負のマグマを吹き出す同僚のターゲットになってしまい、毎日その対応に必死。深谷かほるの『夜廻り猫』(KADOKAWA/エンターブレイン)を読んでは泣き、私も負けないぞ〜、と思ってました。ようやく鎮火してくれたようで一安心。いつ噴火するのか全く読めないし、誰がターゲットになるのかも良く分からないが、もう少し穏やかな職場を強く希望。

さらに7月にはPCのACアダプターが故障となり、取り寄せに時間がかかったので2週間ほどPC難民に。途中しびれを切らしてPCを電気店に持ち込み充電させてもらったりしたけど、やっぱり PCが必要ですね、スマホじゃ代わりにはならないよ〜。

いいこともあって、同期会を機に高校時代の友人・知人との交友が復活および新規開拓されたこと。フェイスブックはそれほどやっていないのだが、今回ばかりはその恩恵にかなりあずかれたかも。学生時代の友達ってなんかいいよね。

夏休みは那須の定宿で過ごし、矢野顕子featuring Will Lee & Chris Parkerのライブを見にBlue Note東京に行き、映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』を観て、あとはぶらぶら、ごろごろして過ごす。村上柴田翻訳堂シリーズからマキシーン・ホン・キングストン『チャイナ・メン』(新潮文庫藤本和子訳)を読む。自分のルーツを語っているんだけど、神話のような雰囲気を漂わせているところが面白くて引き込まれた。長嶋有『三の隣は五号室』(中央公論新社)は、少し切なさが残る気がして、個人的には『愛のようだ』よりも好みだった。二度読み返す。

オリンピック、始まるまでは全然期待していなかったのに、始まったら結構観てしまいました。体操男子に始まり、水泳、卓球、陸上男子、レスリング。オリンピックが終わると、私の夏休みも終わる。甲子園も終わるね。空もだいぶ高くなってきました。