風邪をひく。1月は好調を維持していたので、この冬は乗り切れるかなと油断したのがいけなかったみたい。先週の半ばに休暇を取って草津温泉に行ったのに、甲斐なく風邪を引いた。ボーっとしている頭に新しい読み物がついていけないので、昔の本を読み返す。藤原新也『インド行脚』(旺文社文庫)は、『印度放浪』『西蔵放浪』のはざまの作品だけど、藤原さんによれば「これを含めてインド三部作」なんだそうで、淡々とした調子が今の年齢にあっている。

このところの清原覚醒剤報道をみるにつけ、私の中では、清原に対する思いと、スターウォーズエピソード3のダースベイダーに対する思いが重なる。二人とも人より秀でた凄い才能があるのに、そして導く人たちもいたはずなのに、心の弱さを露呈してダークサイドに落ちていく・・・。もう、二人に対しては「馬鹿だなあ」以外の言葉がないっす。