年末の楽しみ

この椅子に座るのはアッコちゃん

気づいたら、今年も残すところあと5日となっていたのだった。早い。

昨日は下北沢の本屋「B&B」で矢野顕子さんのトークイベントに行ってきた。音楽に詳しい先輩のお宅に上がり込み、先輩から「こんなのいいよね」「これも聴いてみて」といろんな曲を紹介される楽しさ。矢野さんは「歌詞がちゃんと伝わる歌、きちんと発音する歌い方」を好ましく思い、谷川賢作さんのDiVaの曲(ボーカリストは高瀬さん)、Tony BennettとBill Evansのアルバム『Together Again』を聞かせてくれる。あと、グルーブのある曲が好き、というのもちょっと素敵だったな。「踊りたくなるこの感じ、わかる? 速くないのよ、ちょっとゆっくりして自然に体がバウンスするでしょう」といってThe Association の「Come on in」に合わせて体を揺らす。12月は矢野さん月間だったので、都合4回のコンサートと1回のイベントに行った。来年もたくさん歌ってくれるといいなあ。

前から読みたかったマルグリット・ユルスナールの自伝的三部作『追悼のしおり(世界の迷路I)』(みすず書房)を読み始める。先日、自分へのクリスマスプレゼントだ、と言い訳してえいっとばかりに3冊まとめ買い。しばらくどっぷりと浸れそうな予感。