おめでたくない

アサヒドライプレミアム 香りの琥珀よ

2015年の幕開けは、早朝の電話で始まった。間違い電話だと思ったその電話はだんなさんの仕事関係で、元旦未明からトラブルが発生したことを告げた。それで、だんなさんはあたふたと出社する羽目に。今年は楽をしようとおせちは手作りせずに注文したんだけど、それでもお雑煮やお屠蘇は用意して、日本酒を飲んでテレビ見て〜、というのを考えていたのに、結局深夜まで帰ってこられず、その間ひとりでおせちをつつくわけにもいかなかったので、結局、お正月らしいことは持ち越しに。2日の今朝も、ちょっとおせちをつついたけど、箱根駅伝のスタートとともにだんなさんは出社していった。というわけで全然おめでたくないお正月です。

だんなさんが大変なときに、私が一緒になって暗くなっても仕方ない(実際何の手助けもできないし)、こういうときこそ笑いが必要だわ。というわけで、長嶋有の『安全な妄想』(河出文庫)を読む。笑う〜。このエッセイで「蕃爽麗茶」の知名度は上がったに違いない。私は飲んだことないけど、職場の近くにヤクルトおばさんがやってくるので、今度ぜひ買おうと思う。

さて、母校が出ているのにそれどころではない旦那さんに代わって、お歳暮にもらったビールでも飲みながら箱根駅伝でも観たら、少しはお正月らしくなれるだろうか。