盛岡への旅2

アイスミントティー 美味い

午前中は岩手県立美術館へ。市街地とは駅を挟んで反対側、雫石川を越えたところにある。駅に新しくできたらしい福田パンのテイクアウトコーナーで朝ごはんのカレーパンを買い、歩くこと15分。田園地帯にできた広々とした公園のなかに美術館がありました。ベンチで遅い朝ごはんを食べたら、常設展へ。ここの「松本竣介舟越保武 展示室」に来てみたかったのだ。展示室は広くてゆったりして、内容にも大満足。美術館は予想よりもずっとモダンで明るい雰囲気で、家の近くにあったら、頻繁に通いたいぐらいです。

地ビールのベアレン醸造所のビールが飲めるお店でランチをして、盛岡城跡公園のほうへぶらぶら。公園のたもとにある広場で古書市がある、とあちこちに張り紙があったので行ったら、運悪く今日だけがお休み。それでも、公園前の通りにある古本屋さん「キリン書房」は楽しかった。大仏次郎『猫のいる日々』は、猪熊弦一郎装丁の六興出版のものがあったので、買う。

それから、だんなさんへのお土産に安比漆器のお箸をみつくろって、川沿いのカフェcartaでひと休み。『トーベ・ヤンソン短編集 黒と白』(ちくま文庫)を読みながらアイスミントティーあまちゃん効果が盛岡にも波及しているのかと思ったら、人出はそうでもなさそう。むしろ、隣の雫石のほうが、先日の雨で土砂崩れなんかを起こしていて大変そう。今回の旅行で繋温泉まで足を伸ばそうか直前まで悩んでいたけど、たぶん今は普通に観光できる状態ではないかもしれない。ボランティアに応募すべきだったのかも。

でも最後の夜は楽しく行くぞ!と、夕食は岩手の短角牛とワイン。ワインも地元ワイナリーのものを。駅で会社へのお土産を買い、最終近くの新幹線で家に帰ったら、家はやっぱり暑かった。もう、盛岡が恋しい。