コーヒーに風邪はあわない

コーヒーはマンデリン

風邪をひいた。2,3日前までは花粉のせいだろうと思っていたら、あれよあれよと咳がひどくなり関節が痛くなって、今日は会社を休んで病院へ。季節外れの風邪なんだろうか、いつもと比べてかなり空いている待合室でひとり鼻をかんでぐったりしているのが情けなくなってしまった。

ちくま文庫から『コーヒーと恋愛』(獅子文六)が出たというので、新潮社の単行本で読む。以前、古本屋さんで見つけておきながら読まないままになっていた。タイトルは『可否道』。ちくま文庫版のカバー写真はサニーデイ・サービスの『東京』のジャケ写真にコーヒーカップが浮いているデザインだが、新潮社版の装丁は芹沢?介。こっちのほうがシックでいいと思う。読んでいて、これ、コメディー映画にいいなあと思ったら、もう、映画化もされていたのね(森光子主演、共演に加賀まり子)。

しかし、風邪をひくとコーヒーの味もかなりいまいち。やっぱりおじやだわ。