女子の買い物

ポイントカードをつくってから、すっかり新刊書店は紀伊國屋オンリー。雑誌も決してキオスク等では買わず、乗り換え駅の本屋さん(結構気に入ってる)で買いたい本をみつけたときも、「いや、ここで買わずに紀伊國屋に行こう」と我慢する。それはそれで結構フラストレーションなんだけど、地元駅の小さな街の本屋がつぶれた今となっては、いちばん近くて行きやすい本屋が紀伊國屋であるというのも事実。出版部が発行する『scripta』は面白いし。

高慢と偏見、そして殺人〔ハヤカワ・ミステリ1865〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)その紀伊國屋のダブルポイントデーと、紀伊國屋がテナントとして入るビルの5%オフ期間が重なったので、いそいそと買いに行く。『GINZA』『ku:nel』はお約束で、買い逃していた九州特集の『Casa Travel』。NHK英語のテキストを買い、文庫になった川上弘美『これでよろしくて?』とエイモス・チュツオーラ『やし酒飲み』(岩波文庫)を抱えたところで、悩んでいたP・D・ジェイムスの『高慢と偏見、そして殺人』(ハヤカワポケミス)もえいっとばかりに買うことにする。このピンクの表紙が女子の心をくすぐるのね。そして『古本の雑誌』が平台で発見され、やっぱり買い逃していたのでやれやれとばかりにレジへ。『古本の雑誌』は奥付を見たらすでに二刷で、人気とわかる。そうか、だから私、なかなか買えなかったのかと納得。つねにうかうかしているからなあ。

そんなこんなでダブルポイント&5%オフで新刊と雑誌を買ったあと、時間があったので、ビルの古本市コーナーへ。川本三郎『ハリウッドの神話学』(中公文庫)と山渓フォト・ライブラリー『ペルシア シルクロードの曠野にて』も買っちゃった(合計530円)。イランは、以前からちょっと興味があったけど、ウズベキスタンに行ってから、さらにイランにも行きたくなってきた。イスラム文様にどうしても魅かれるものがあるらしい。

家に帰って、本を眺めながらひと休み。厚手のお鍋で焼き芋をつくるとおいしいと聞いたので、安納芋でさっそく実践中。ちょっといいにおいがしてきたところ。