気になる部分

BRUTUS (ブルータス) 2011年 11/15号 [雑誌]
いつもなら数日で引く腰の痛みが今回はちっとも楽にならずそれどころか全身がつらくなってきたので、我慢できずに整体に行く。とりあえずの痛みはひいたけど、まだまだ完治したとはいいがたい。年をとってくるとちょっとした痛みにも心細くなる。帰りに本屋さんに寄りつつも、このままおばーさんになって歩けなくなったら、こんな重たい本を持ち帰ることもできなくなるんじゃないか、とか、うじうじ考える。

今日はそんな寂しい気持ちにピッタリの『BRUTUS』(メロウ音楽特集)に佐野洋子さんの挿絵入り『魔利のひとりごと』(森茉莉ちくま文庫)、堀江敏幸『本の音』(中公文庫)、『MASTERキートン完全版4』に、気になってた『フェルメール 光の王国』(福岡伸一木楽舎)を買い、疲れたのでソフトクリームでひと休み。ソフトクリームを舐めながら、川本三郎の新刊『小説を、映画を、鉄道が走る』も買おうかなあ、とぼんやり思う。

家に帰って買った本をパラパラしながら自分にとっての気持ちいい音楽であるファナ・モリーナをかける。BRUTUSのこういうカタログ特集って、またかー、と思いながらなも、つい手に取ってしまうんだよねえ。気になる人がどんな音楽を聴いているのかチェックし、自分の好きな音楽をあげているのはどんな人なのかチェックし、自分の好きな音楽をあげている人がほかにどんなのを推薦しているのかチェックする、その三段階チェックをしないと気が済まないという・・・。