百日紅

morinori2010-07-25

「暑い」と言うなと言われても、ついつい「あぢー」と言いたくなる毎日。昨日は夜に、今日は夕方に雷雨があったが、今日の夕方の雷雨はたいしたことなく、蒸し暑さが増すばかり。あぢい。1.5ℓの麦茶もあっという間になくなるので、追加で1ℓの冷やし緑茶も作る。あー、あぢい。

図書館祭りで古本バザーをやっているので、買い物ついでにのぞく。二日目の昼だからとあまり期待せずに行ったが、晶文社の文学のおくりものシリーズ『大あらし』(リチャード・ヒューズ)が面白そうだったので拾う。「コンラッドの『台風』と並び称される海洋小説の傑作」だって。コンラッドの『台風』は未読だからよくわからないけど、夏の読書に向いてそう。犀のマークに導かれて続けて『レイニ・マウンテンへの道』(ナヴァル・スコット・ママデイ、晶文社)も。こっちはカイオワ・インディアン出身の著者が祖母の語る伝説をもとに書きあげたらしい。さらに新潮文庫の『マーク・トウェイン短編集』を手に取ったら、なんだか「Coyote」? タダだから、と紙袋いっぱいに本を詰めていく子供たちを尻目に、三冊で引き上げた。

家に帰ってテイクアウトの春巻きとビール。録りためていた映画のなかから『歩いても 歩いても』と『気狂いピエロ』を観る。夏は百日紅だよなあ。『歩いても 歩いても』でも印象的だった。