どのように記憶して語るか

マイ マルケス

今年はお正月休みが短くて、あっという間に日常に戻ってしまった感じ。なんだかあんまり休めてないなあ。いま、はやくも休みを取りたくてうずうず。

昨年から読んでいる『坂の上の雲』はあともう少し。お正月からよんでいるマルケスの自伝はようやく半分を超えたところ。ちびちびと読んでますが、これは面白い!「物語るために生きてきた男の自伝」と帯にあるとおり、自伝だけど物語。『百年の孤独』の別バージョンを読んでいるような気分になってくる。改行が少ないうえにたっぷり666ページ。まだまだ楽しみが続くのがうれしい。

寒いので土日は鍋にすることが多く、昨日はきりたんぽ鍋にしてみた。具があっさりしているせいなのか、だんなさんも私もどんどん進んでしまい、残ったきりたんぽはお味噌をつけて焼いて食べてみよう、という私の思惑はあっけなく崩れ去った。実家にいたころよく食べた「五平もち」に似た感じになるかな、と期待していたのになあ、また次回。

しかし日記を読み返して思うには、まだここに日記をつけ始めて3年ちょっとなのに、もう忘却の彼方になっていることがある、ってことですね。なんとも情けない記憶力。こんなに語れるマルケスは、日記をつけていたんだろうか。