クマに会ったらどうするか

morinori2009-01-17

買出しついでに久しぶりのブックオフ。あんまり久しぶりだったのでついうろうろし、あれこれと立ち読み。1時間以上過ごす。それで結局買ったのは淀川・横尾対談の『淀川さんと横尾さん 二人でヨの字』(ちくま文庫)、津島祐子『ナラ・レポート』(文春文庫)、辻惟雄『奇想の系譜』(ちくま学芸文庫)、佐々木丸美『崖の館』(創元推理文庫)、林芙美子『晩菊/水仙/白鷺』(講談社文芸文庫)など。実家に帰れば読めるってことがわかっているんだけど、川原泉のマンガ(特に初期のころ)を見つけちゃうと、ついつい立ち読みしちゃうのよね。

買った本はさておいて、家に帰ってから読んだのは、ブッツァーティが挿絵も描いている『シチリアを征服したクマ王国の物語』(福音館文庫)。クマがすんごいかわいいです。カラー挿絵もたくさん入っているし、これで650円というのは、子供向け、ということを抜きにしても得した気分。

夜は、だんなさんが新年会で遅くなるというので、ひとりご飯。向田邦子が好きだったというミリー・ヴァーノン『Intoroducing』を聴きながらワインをすする。3曲目が、向田さんは水羊羹を食べるときにぴったり、という曲なのだが、寒い夜のひとりご飯のお伴にもいいです。ついついワインを飲みすぎちゃうのが難点か。

少しずつ読んでいた『ハドリアヌス帝の回想』、読了。