Never let me go

はじめに謝らなければいけません。操作ミスでうっかり善意のトラックバックまで削除してしまいました。この日記を読んでいる大切な読者のかたがた、トラックバックまでいただいていたのに申し訳ないです。すみません、悪気はなかったのでご容赦ください・・・。

そして、久しぶりの日記です。ここのところ会社の通信教育を終えるのに必死になっていたのでついついいろいろなことを後回しに。通勤時間もいつもの文庫本でなくテキストとiPodがお友達。本屋さんに行っても、今は読めない、読む時間がない、と思うとなんだか購入意欲までダウンダウン、の日々なのだった(今もまだそんな状態)。最近買ったのは堀江敏幸の新刊『未見坂』(新潮社)と、文庫化された『子午線を求めて』(講談社文庫)ぐらいかなあ。あ、あと、でも、こんなに勉強してるんだからご褒美があってもいいかも、って前から欲しいと思っていたけど高額だからどうしようかと悩んでいた『旅の仲間ー澁澤龍彦堀内誠一往復書簡』(晶文社)はamazonで購入しちゃった。今、眠る前のわずかな時間に、堀江敏幸の短編をひとつずつ読んでいるところ。それだけが純粋に読むことだけを楽しめる時間になってる。

Never Let Me Go今の職場でちょっとだけ困っているのは、なまじロシア語をかじったせいで、ロシア語だけじゃなく英語もそれなりにできるんじゃないのか、と勝手に思われているところ。いや、もう、ロシア語はとうの昔に忘れちゃったし、英語だってぜーんぜんなんだけれど、仕事で英語は必要なのだ。なので、最近は英語の勉強も始めたもんだから、ますます普通に読書する時間が少なくなった。読むタイミングを逃したまま早くも文庫化されてしまった『わたしを離さないで』は、そういうわけで英語で読み始めてますが、時間がかかってます。かつての上司が「あれはやさしい英語で書いてあるよ」というもんだから、ついコレを選んじゃったんだけど。でも面白いです。英語で読めてこんなに引き込まれる文章に出会ったのは初めてかもしれない。