よゆう通信

なんだか今週はわさわさしていてようやく金曜日がめぐってきた感じ。会社の環境に順応しきってしないせいなのかリズムがつかめなくて家に帰っても、とにかく眠たい。やりたいことはおろかやらなきゃいけないこともいくつかを放り投げて、最低限のことだけをこなす日々。家のなか、荒廃中です。それでも今日は金曜なので寄り道がしたくなり、夕食は手抜きしてデパチカのテイクアウトで済ますと決めたら、その後は本屋に行く。気になっていた河出書房新社世界文学全集『巨匠とマルガリータ』はピンク色のカバーと帯のイラストの取り合わせが思ったより良かったので買おうかどうかかなり迷う。この世界文学全集ではカバーの色と帯がかなり気になって、リョサの『楽園への道』のてかてか光るオレンジのカバーと負けないくらいの派手な原色使いの帯イラストはまったく私の好みじゃなかった。ちょっと興味があるチャトウィンの『パタゴニア』もこのオレンジカバーが予定されているみたいだけど、それだけで購入意欲が40%ぐらいダウン。もうちょっといい色なかったのかなあ、などと、どうも余裕が少ないときにはいろいろと批判的な気持ちになってしまう。金井美恵子『快適生活研究』のEさんよろしく「人生の持時間の限度いっぱいまでにはまだ余りがある」というような余裕な気持ちには程遠い。モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号

結局買ったのは柴田元幸責任編集の『モンキービジネス』野球号のみ。ダルビッシュマー君の話題がまったくなかったのは当然とはいえちょっとだけ残念。