冬の微熱

寒い。体調不良につき会社を休む。会社の出勤簿は20日締なんだけど、12月21日から1月20日までの1ヶ月間、お正月休みの9連休があったとはいえ、今日の休みをあわせると13日しか出社していないことに気づく。こんな社員がいたんじゃ会社も儲からないわけです。

本を読むのも億劫な状態になっていたので、朝から『ちりとてちん』をBS2→BSハイビジョン→総合→お昼の総合と、ひたすら観続ける。今日は「かわらけ投げ」シーンに勝るとも劣らぬ泣きの場面で、夜のBS2も観たので全部で5回、全部泣きました。いくら体調の悪さから気持ちも落ち込んでいたとはいえ、同じシーンを1日に5回観て5回泣くっていうのはちょっとどうかと、後で冷静になってみると思ってみたりもするのだが、それほど私を引き込ませてしまうものがこのドラマにはあるってことなんでしょう。コンプリートDVDが発売されたら間違いなく買う人が、ここに一人。

ところで地元の本屋さんにはなかったので、昨日、会社帰りに都心の本屋さんで買ったのは、『週刊文春』で坪内祐三が取り上げていたコレ。

相撲記 (講談社文芸文庫)

相撲記 (講談社文芸文庫)

結婚相手が「国技を観るのは国民の義務だ」とのたまうほどの相撲好き。以来、なんとなく観るようになったのだけど、熱心なファンではない。コレを読んだらだんなさんにちょっと自慢できるかも、という下心もあって、買った。しかし、読み始めたら面白い。タイトルから、てっきり観戦記だとばかり思っていたのだけど、そうじゃないところがいいです。