真夏の夜の夢

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暑いなあ。温暖化現象が顕著だなあ。江戸時代はもう少し涼しかったはずだと思うけど、やはり暑いものは暑かったのか。杉浦日向子全集第3巻『百日紅(上)』(筑摩書房)の、夏が本番の浮世絵師の仕事を描く章「豊國と北斎」の書き文字とせりふを読むと、ますます暑さが倍増。

アツイアツイアツイアツイアツイアツイアツイ(北斎) ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ(犬) アジージージージージージー(英泉)ガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシ(セミ) 「暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い」バサバサ(北斎が団扇をあおぐ) 「ハッ ハッ ハッ ハッハッ ハッ」(犬) 「あぢー あぢー あぢー あぢー あぢー」バサバサ(英泉が団扇をあおぐ) 「ガシ ガシ ガシ ガシ ガシ ガシ ガシ」(セミ

きのーといい、きょうといい、暑くて暑くてなかなか本を読む気になれない。昨日は朝寝坊、夜は地元の花火をベランダでビール片手に観てそのあと近所のお鮨やさん。今日は5時起きで自転車に乗り30キロほど走り活動的なスタートを切るも、暑いのと眠いので昼前からちょっとお昼寝したらすでに3時。買い物にでて、ご飯食べて大河ドラマを見る。リチャード・パワーズ囚人のジレンマ』(みすず書房)は暑さのために遅々として進まず。