高原へいらっしゃい

いつまでも眺めていたい

茶道部の先輩に誘われて、土曜日から小淵沢のOBの別荘におよばれ。有志によるこぢんまりとした茶会を開く。燦然と輝くロココ調のインテリアに、和のお道具類が不思議にマッチ。東京は35度を越えたらしいが、小淵沢は当然のごとくさわやかで、緑を眺めながらいただく一服は本当においしかった。夜は、食事を終えた後、ドライいちじくをおつまみにボルドーワインで飲み明かす。

日曜日は趣向を変えて、English tea を楽しむことに。アップルパイやチーズをつまみながら、またまた尽きぬおしゃべりを。一番元気なのはお茶の先生(70代)で、私たちはただただ聞き役。とどまることを知らない好奇心が若々しさのもとなのだろうと、しみじみ思う。

往復の道のりは、他のメンバーは車だったけど、私ひとりだけ方面が違うために電車を選択。行きは「ホリデー快速ビューやまなし」に乗ったので、帰りは普通に「あずさ」にする。たっぷり読書ができるかなと厚めの『囚人のジレンマ』を携帯したけど、ロココ調のインテリアと先生のパワーに圧倒されたせいなのかビールを飲んだら早々に眠ってしまい気づいたら終点だった。