きょうはツンツン

morinori2007-07-20

仕事を午前中で終えて、フィルムセンターに行く。川島雄三特集、いよいよ終盤のきょうは『貸間あり』を観た。ロビーに飾ってあるポスターを眺めているうちにあれもこれも、と気持ちだけは膨らんでいたけど、結局観られたのは『洲崎パラダイス 赤信号』『愛のお荷物』『貸間あり』『雁の寺』の4本で、『幕末太陽傳』は観にいけなかったのでツタヤでレンタル。川島雄三のことは、若尾文子の悪女ぶりがすばらしい『しとやかな獣』で初めて知ったので、今回の特集では似た傾向の『雁の寺』ももちろん面白かったけど、『愛のお荷物』『貸間あり』のようなコメディーが新鮮で楽しめた。フランキー堺がこんなに芸達者だったなんて恥ずかしながら今まで知らなかったなあ。それがわかっただけでも満足。

映画の後は「100%Chocolate Cafe.」で黒糖寒天チョコパフェを。かなりのチョコ好きなので京橋にくると寄らずにはいられない。それで、八重洲ブックセンターにも寄る。川本三郎今ひとたびの戦後日本映画』(岩波現代文庫)とか、以前、福武書店の単行本で読んだ内田百けんの『恋日記』(中公文庫)がちょっと気になったけど、うーん、と思いながら買わずにかえる・・・が、家に帰って『ku:nel』を買い忘れたことに気づいて、がっくり。