パリからの旅

沿道で応援したい

毎晩ばかみたいに「ツール・ド・フランス」観てます。面白いです。昨日はベルギーのコース。今日はベルギーをスタートして、ようやくフランス国内に入る。観戦中にときどき開くのが堀内誠一『パリからの旅』(マガジンハウス)。堀内誠一はパリ北駅から「絵を見る旅」としてベルギー、オランダ方面の旅を紹介していて、昨日のツールのゴール地点のゲントは、ブリュッセル王立美術館でブリューゲルなどを堪能した後に泊まる場所としていいらしい。

電車で30分足らずのゲントに向かい、市電かタクシーで市役所前のホテル聖ジョリスホフに入りましょう。ここは13世紀の姿を残した建物で、食堂は当時の調度。調度を食べるわけではないから、それにどうせ朝食はここでとるのですから、香料河岸の建物の飾りが金色に映えるのでも見ながら、城の裏手の河岸の馬蹄亭で魚料理をおごりましょう。オードヴルは生のニシン、エビのローストにピンクのバターをそえたのをきっと勧められる。
(ホテルの名称など、原文はフランス語併記)

こういうチマチマしたネタを仕入れながら中継見るの大好き。ピンクのバターを添えたエビのローストってどんなのかなあ。昨晩ゲントで泊まった選手は、これも堀内が「おいしかった」と感想を述べている赤エイのブドー酒煮といっしょに食べたのかもしれない。