6月の惑星

カラーページもあります

先週までの暇な日々はどこへやら、今週は雑用を含め、いろいろすることが多い。外出先へ向かう途中で「5分だけ」と思って立ち寄った八重洲地下街古書店「R.S.BOOKS」で石田五郎『天文台日記』の筑摩書房版(ちくま少年図書館18)を発見。山村修『書評家<狐>の読書遺産』(文春新書)で中公文庫版が取り上げられ、岡崎武志さんのブログでも話題になっていたけど、元本を見たのは初めてなので「おおっ」と思う。800円。中公文庫版をそのうちブックオフで見つけようと思っていたけど、これは装丁が”少年のための科学の本”って感じで気に入りました。買う。

家に帰ってぱらぱらめくる。スピンが本からはみ出ないように折りたたんであるし、ページをめくった跡もあまりないから未読のまま古本屋さんに売られてしまったのかもしれない。きれいな状態なのは買う側としては嬉しいけれど、読まれずに売られてしまうというのは、本としては寂しいかも。だからっていうわけじゃないけど、大事に読んであげたくなる。

天体望遠鏡メーカー・ビクセンの「天体カレンダー」(だんなさん愛用。トイレの壁が毎年の定位置)によると、今の時期は木星が見ごろらしい。しかし今日は曇っていて星が見えないのが、うーん、残念。