行きつ戻りつ

モンブランと苺ショートはマスト

だんなさんの誕生日。帰り道にケーキを買う。私は父親譲りで甘辛両方「いけるくち」。そんな私につられたのか、というよりもともと素質があったんだと思うんだけどだんなさんもお酒を飲みながら甘いものを食べられるように。夫婦ってだんだん似てくるって言うけど、食べ物の嗜好が一緒だと日々のご飯でも外食でもいろいろ便利。余分におかずを作らなくてもすむし、けんかもしなくてすむし。二人なのにケーキが四個もあるのは、明日の朝も食べるからで、ダイエット中のだんなさんの体重計はこれで逆戻りかな。でも、朝から甘いものがあるって、考えただけでも幸せ。

アリス・マンロー『林檎の木の下で』(新潮クレスト・ブックス)を読み始める。通勤電車は込むし荷物はなるべくコンパクトにしたいので、本当は携帯本には文庫を選びたいんだけど、クレスト・ブックスはフランス装で見た目の割には重くないので許容範囲ということで。しかしいきなりマンローの「曾曾曾曾祖父」とか「曾曾祖父」がでてくるし、名前はジェームズかウィリアムばっかりで混乱し、ページを行きつ戻りつする。帰宅して、自分で関係図を書いてようやくすっきり。明日はページを戻すことなく読み進めそう。