東京ブチブチ日記

金井美恵子の解説が傑作

月曜日の朝から読む本として東海林さだお『東京ブチブチ日記』(文春文庫)は結構いい選択だったかもしれない、と通勤電車でページをめくりながら思った。冒頭のエッセイ「春先のお出かけ」を読んだとたん、いつもの電車がいきなりショージ君ワールドへ。ショージ君のように人の足元を見ては「この手の靴はイトーヨーカドーか、いやいやよくみると若い人なので、さすがにヨーカドーよりはABCマートじゃないか」とか余計なお世話的想像をしているうちに、月曜の朝の憂鬱な気分が和らぎいつの間にか会社についてしまった。いい本だ。

昨日、調子に乗って自転車をこぎすぎてしまったせいか、筋肉痛。くび、肩、腹筋が辛いのでお昼休みにマッサージに行く。マッサージされて体がほこほこ、頭がぼーっとなって午後は仕事にならないなあと思ったら、ちょうどパソコンの入れ替えをするというので、どっちにしても仕事にならなくなった。今日は本もブチブチ、仕事もブチブチ。