ダイジェスト

またたくまに過ぎてしまった1週間。ここのところ仕事が忙しくわき目も振れないぐらいのハードスケジュール、それなのにさらにプライベートの予定を詰め込んでしまった。スーパーのみかんの詰め放題で「あともうちょっと」と言いながら袋のスキマを埋めているような感じ。大きいみかんは無理だけど、小さいやつならあと2個ぐらいいけそうとか。パズルを組み立てるようにスキマを埋めていって、もう、ぐったり。おかげで通勤時間も立ったまま眠ることが多かった。立ったまま眠るなんて、昔そういう人を見て器用だなあと感心したけど、いつのまにか自分も出来るようになっている。ＯＬも長く続けるとこんなこともできるようになるのね。

今週買った本：

• 「ねにもつタイプ」岸本佐知子　筑摩書房

これは新刊で。

• 「今日も映画日和」和田誠／川本三郎／瀬戸川猛資　文藝春秋　
• 「世界の果てまで連れてって」サンドラール　福武文庫

700円と200円。飲み会の前に立ち寄った古本屋さんで。

• 「旅をする木」星野道夫　文春文庫
• 「予告された殺人の記録」マルケス　新潮文庫
• 「気になる部分」岸本佐知子　白水Ｕブックス

105円／105円／450円でブックオフ。

鼎談の映画本は3人のバランスのよさに尽きる。『今日も映画日和』もそうだけど、古い映画を観たときによく参照する『映画千夜一夜』も淀川長治／山田宏一／蓮實重彦の会話が絶妙のバランスで何度読み返しても面白い。いずれの本も3人のなかに故人が含まれていて、もうこんな企画が実現できないことが悲しい。