morinoriの棚卸簿

クリスマスが終ったと思ったら、とたんに年末ムードになった。会社に送られてくるメールの最後に「今年もお世話になりました。来年もよろしく。よいお年をお迎えください」が加えられるようになったし、いつものスーパーには鏡餅や葉つきみかんが山と積まれている。一年は早い。去年の今頃はちょうどジェーン・オースティンに夢中になっていて、映画『プライドと偏見』を観たら『ジェイン・オースティンの読書会』を読もうと意気込んでいたにもかかわらず、なぜかその後読まずに今に至るのはどうしてなんだろう。夏にはP.G.ウッドハウス『エムズワース卿の受難録』(文藝春秋)をブックオフの半額コーナーで見つけておおいに楽しみ、このシリーズは価格の高さに不満があったけど、こんなに面白いならと新刊で『ジーヴズの事件簿』を購入したにもかかわらず、やはり今に至っているのはどうしてなんだろう。

棚卸をいくつかしてみるが、とりあえずおろされたものは一旦帳簿につけて脇によける。自分のクリスマスプレゼント用にAmazonで頼んでおいた本が今日、届いた。

火打ち箱 (こんなアンデルセン知ってた?)

火打ち箱 (こんなアンデルセン知ってた?)

高野文子さん、天才! こんなペーパークラフト、はじめて。漫画じゃなくてもすごい!