ムーミンママの大掃除

morinori2006-12-03

穏やかな天気で気温もそれほど低くない。北風びゅーびゅーで気温も10度を下回るような日に窓拭きをすると必ず風邪を引いて熱を出すので、朝起きて「今日しかない」と決心する。網戸をはずしガレージで洗い、乾かしている間に窓ガラスを拭く。ガラスだけなら楽なんだけどね、窓の桟がいやなのよ、砂埃で汚いし、めんどくさいし。それでもここをきれいに拭きあげるとものすごーく晴れ晴れとした気持ち。きれいずきのムーミンママも同じような達成感を感じていたのかもしれない。


掃除は今朝決めたが、読書は先月末の計画通り。昨日からトーベ・ヤンソン第一弾として『彫刻家の娘』を読んでいる。すばらしい。前半はわずか7ページながら「流氷」のエピソードがとても美しいと思う。後半になると、トーベのパパとママが、ムーミンパパとムーミンママになり、トーベがだんだん「ちびのミイ」になっていく。子供時代のトーベの頭が現実と幻想が入り乱れているように、私の頭の中もヤンソン一家とムーミン一家が入り混じる。『ムーミンパパ海へ行く』を読み返したくなった。