宿題無し

病院の定期検診。定期検診とはいえ病院はまったく気が進まないので、無事に診察がすんだらいつものように自分を甘やかすことにしてます。ということで、まずは映画。webダカーポの映画評のキャッチコピーが「ガーリーのその先にあるもの」だったので、気になった『テイク・ディス・ワルツ』。「どっちつかずの状態にいることが怖いの」「怖いと思うことが怖いの」と独特のセンスで空港にいることの怖さを語りはじめる不思議ちゃんのミシェル・ウィリアムズには、身につまされるものあり。でも、若ければ同情できたかもしれないけど、この歳になると、「ばかだねえ」と言いたくなってしまう。でも、映像と音楽は可愛いな。

その後、日本橋千疋屋で映画よりも値段が高いピーチパフェを堪能したら、夕方は矢野顕子を聴きにBlue Noteへ。この夏は7月の弾き語り、8月のBlue Note、9月の森山良子との「やもり」ツアーと、3度も聴きに行けることになって嬉しい。オリジナルカクテルに矢野さんがつけた名前は『宿題無し』。演奏もよかったし、カクテルも良かったし、懸念の検診も、今後1年で何事もなければいったん卒業しましょう、って言われたし、もうこれで、この夏の宿題、私も無しだ。