本屋めぐりも楽しくなる

morinori2008-07-07

久しぶりに会社帰りに本屋さんに寄る。今日は夕べの残りのカレーがあるので晩御飯の心配もしなくてすむし、仕事もそんなに忙しくなかったから、退社時間でさっさと帰宅。東京駅で途中下車して丸善オアゾ店)に行ってみた。東京駅なら、どちらかというと八重洲ブックセンターのほうが好きなんだけど、先月フロアの改装があったらしいし、それにブックカバーのことだけを思うと、丸善のほうに軍配が上がる。黄色い日本地図にグレーの文字はいつみてもステキ。

今日の目当ては、地元の本屋さんではとうとう見つからなかった『新・文學入門』(工作舎)。発売されてまだそんなにたっていないし、まだまだたくさん並んでいるかとたかをくくっていたら、端末の検索結果で「在庫僅少」ですって。慌てて棚に移動して残り少ない1冊を手に取り、まずはひと安心。そのまま海外文学の棚をちらちらと。改装で同じフロアに漫画が移ってきたのはありがたいけど、その分海外文学が減らされたような。国書刊行会ウッドハウススペシャル『エッグ氏、ビーン氏、クランペット氏』は前々から気になってたんだけど、まだ『ブランディングス城の夏の稲妻』も積んだままだし、もう少し様子を見るとして、雑誌コーナーで『考える人』を買い(前々から気になっていた西村伊作の評伝が載ってるのが嬉しい)、ひとつ上のフロアに移動して『チェーホフ・ユモレスカ 傑作短篇集1』(新潮文庫)を発見。これが文庫になるとは思っていなかったので嬉しい驚き。ちょうどロシア語でチェーホフをこつこつと読んでる最中だし、買う。『新・文學入門』は電車で早速読み始める。面白いなあ。

家に帰って『CHANGE』を観ながらカレー&エビス。その後、ツール・ド・フランスをちらちらみながらブログの日記。今年のツールは、ご贔屓のカルペツ、マヨ、ボーネンが出ないのがちょっと物足りない。