2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2009年6月

「汽車旅放浪記」関川夏央 新潮文庫(再読) 「The Uncommon Reader」Alan Benett, Profile Books 「東海道品川宿」岩本素白 ウェッジ文庫

1/2

同期とお昼と食べていて「半分」終わったことに気づいてしまった。なんにも達成していないのに、もう半分かあ。6月はあまり本が読めなかったしなあ。なんだか停滞気味。

緑のパンダが夢見るところ

これまで東京湾沿岸にあった会社が引っ越すことになった。駅から遠いとか、おいしいご飯やさんが少ないとか、さんざん文句を言っていたけど、引っ越すとなると少し名残惜しい。買ったまま読んでいなかった岩本素白『東海道品川宿』(ウェッジ文庫)の品川は…

雨のなかを走らない人たち

朝からハトヤのCMソング(大漁苑篇)が耳について離れなくなってる。職場のお手洗いでそっと口ずさむが、「前はうーみ」のところはうまく歌えるものの「うしろーは、ハートーヤの」のところの音がうまく拾えない。頭の中で繰り返しているうちにメロディー…

やんごとなき読書

「今、それがなくなると、がっくりして一番困る物は、四十年来つかっているすす竹の耳かき」(金井美恵子「昔のミセス」幻戯書房p.220)という文章を読んだときには、そんなもんかなあと思っていたけど、つい最近、自分も二十年来使っていた”すす竹”ではない…

あたしンち

晴れた休日は久しぶりのような気がする。エプロンをかぶったら、とりあえず朝から家じゅうの窓を開け放って布団を干し、シーツを洗濯し、掃除機をかける。矢野顕子の歌う『あたしンち』ではないが、洗濯機はフル回転で「3日分の愛」ならぬ3日分の洗濯物が回…