2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2009年5月

「怪奇小説傑作集3」創元推理文庫 「夕子ちゃんの近道」長嶋夕 講談社文庫 「クレジットタイトルは最後まで」川本三郎 中公文庫 「やさしい訴え」小川洋子 文春文庫 「カメレオンの音楽」カポーティ 早川epi文庫(再読) 「沈黙博物館」小川洋子 ちくま文庫…

68万人の読書

68万人のハルキファンが新作に酔いしれているであろうこの週末、ほとんど家から出ず、もくもくと雑事をこなす。なぜか合間によみたくなったのは川端康成の『みずうみ』で、変態ぶりに「うええ」と思いながらも読んでしまった。そしてパソコンの動作の遅さに…

happy small talk

しだのことをはなそう。/ほかに、話すこともないから。 しなやかな手のうへに、/おそる、おそる、そっと/かさねてゐる手のことを。 その手のさきについて/こまかくふるえてゐる/五ほんもある、指のことを。 その五ほんともが/せせらぎのようにふるえる…

あれこれ

小川洋子の『猫を抱いて象と泳ぐ』がとても良かったし、『モンキービジネス』での川上弘美との対談も良かったので、もうちょっと読みたくなって先日は『やさしい訴え』を、今は『沈黙博物館』が通勤本。すごく好み。今日はあやうく電車を乗り過ごすところだ…

ねたあとに

金曜日の会社はものすごく寒かった。クールビズが始まるのは6月だからって、5月なら冷房を効かせていいってわけじゃないのに、設定温度下げすぎ。すっかり下半身を冷やされてしまう。そのせいで、今日は朝から不調。脚のむくみにのどの痛みと頭痛を抱え、午…

悲しくてやりきれない

川村記念美術館にマーク・ロスコを観にいこうと、休日だけれど会社に行くのと変わらない時間に起きて家を出る。遠出に備えてカバンにはクッキーとチョコレート、電車本はなんとなく現代美術と似合うかなあ、と思って、カポーティ『カメレオンのための音楽』…

わたしのバラ色の人生

人より1日よぶんに休暇をもらっていたので、今日が私のGW明け。玄関ドアを開けたら雨が激しく降ってきて出社にくじけそうな気持ちになるが、玄関先で、ここのところ次々と開花してくれたバラの香りで少し気分が上向きに。丹精込めて世話しているわけではない…

温泉旅行記

5日の朝、会社に行くのと同じぐらいに起きて蒸しパンを食べ、だんなさんと那須の温泉へ。ニュースで連日のように大渋滞、大渋滞と聞き飽きるぐらい連呼してるので、いつもより多めにCDを積み、渋滞にはまったときのおやつ(どら焼き、バウムクウヘン)を用意…

へび道でまってたら

私のGWが始まった。昨日は弟夫婦のところにいって1歳になる甥っ子の顔を見てくる。弟の奥さんと母が口をそろえて、甥っ子と私(1歳ごろの私)がそっくりだと言う。まあねえ、伯母とか伯父とかに似るってことは良くあることだからねえ、と思うけど、似てるっ…