2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2009年3月

「おぱらばん」堀江敏幸 新潮文庫 (再読) 「坊やはこうして作家になる」片岡義男 水魚書房 「ダブリナーズ」ジェイムズ・ジョイス 新潮文庫 「偏食的生き方のすすめ」中島義道 新潮文庫 今月はそんなに忙しかったわけでもないのにあまり本が読めなかった。…

挑戦

どうしようかな、と迷っていたけどついに買っちゃった『ビクトル・エリセDVD-BOX』。特典ブックレットのなかで「『オリーブ』ではアナたちの着たステンカラーのコートが紹介されたりしていました」と映画監督の井口奈己が言っているけど、その『オリーブ』で…

エスカレーターに乗って国境を越える

三連休の二日目、例によってだんなさんはクルマで仕事に出かける。いい天気だし、春だし、そうだ!ショッピングだ!と思い立ち、新宿の伊勢丹に。当然テーマソングは『ISETAN-TAN』(by矢野顕子)。ここのところ足が遠のいていた新宿だけど、伊勢丹はやっぱ…

家族生活

三連休の初日。ケーブルチャンネル「シネフィル・イマジカ」の今月の特集のひとつがレオス・カラックスなので『汚れた血』『ボーイ・ミーツ・ガール』を録画で観る。昔の日記によれば1889年2月5日(日)に今は亡き「中野武蔵野ホール」でこのふたつを2本立て…

暗い春

暖かな日差しのなかに少しだけひんやりした春風が吹く心地よい一日。高校生までを過ごした名古屋は、ここよりも春が来るのが早かった。3月に入ったらコートは脱いで、制服(セーラー服だった)には軽くカーディガンをはおればそれで十分だったので、都内の大…

雨上がり

ここのところ会社の行き帰りには『おぱらばん』を少しずつ、家に帰ってからは片岡義男『坊やはこうして作家になる』を読んでいたのだが、どうも後者の本は夜、眠る前に読む本としては安らかな気持ちになれないことから適当じゃない気がして、雨降りの今日、…

優雅な生活が最高の復讐である

個人で利用できる会社の福利厚生費を使って、全額自腹だとちょっと遠慮したくなるようなゴージャスな都内のホテルに泊まる。会社は午後から休みを取って、お昼ご飯のあと、ホテルに直行。午後を休んでのんびりする、というのだけでも優雅な気分に浸れるのに…